Post O’Alls BDU-R2 60/40 Twill Black

シャツとジャケットの間から 僕は以前のBDU-Rを持っています。 シャツ生地で、くしゃっと身体に馴染み、暑い時期でも気軽に羽織れる。 シャツとジャケットの間にいる服。 僕の中でBDU-Rは、ずっとそんな存在でした。 今回のR2も、形そのものが大きく変わったようには見えません。 でも、袖を通した時の印象は少し違います。 決して厚手ではないのに、身頃にはきちんと面がある。 手持ちのBDU-Rがシャツの延長だとすれば、今回はちゃんとジャケットの顔をしています。 しかも、元になっているのはアメリカ軍の戦闘服なのに、どこか英国のハンティングジャケットのように見える。 [...]

2026-08-09T20:16:13+09:002026.08.09|LOG, NEWS|

QUILP BLADE Short Sleeve Work Shirt Jacket

撮影したあとに見えてきた面白さ この服の面白さに気づいたのは、写真を撮った後でした。 撮影している時は、上品な半袖シャツだと思っていたんです。 Thomas Masonの定番『REGENT』。 エジプト産の超長綿を使ったポプリン生地で、軽さとハリがあり、ほんのりとした光沢もある。 グレーと白のストライプも静かで、どこか空気が澄んで見えるような色です。 だから自然と、きれいなシャツとして見ていました。 でも、文章を書くために改めて服を眺めていたら、少し違和感が出てきたんです。 この服、本当に半袖シャツなんだろうか。 [...]

2026-06-22T17:51:13+09:002026.06.22|LOG, NEWS|

HOPPER’S BRUNCH Shirts Jacket  Washer Typewriter

曖昧だからこそ、頼りになる一枚 黙って着ればシャツ。 けれど、重ね着してみるとジャケットにもなる。 シャツとジャケットの中間にある、HOPPER’S BRUNCHの定番Shirts Jacket。 ブランド開始当初から作り続けているシャツですが、毎回完売している、正直ちょっとずるい一着です。 名前の通り、シャツでもありジャケットでもある。 ただ、その中間というより、両方の良さを自然に引き出している感覚に近いです。 Tシャツの上から羽織れば軽くて、 [...]

2026-06-19T23:11:04+09:002026.06.19|LOG, NEWS|

SASSAFRAS Sprayer Jacket Water Repellent Nylon Ripstop Charcoal

ジャケットを着る理由を、ちょっと軽くしてくれる一着 SASSAFRASの定番、Sprayer Jacket。 カバーオールとしても、ジャケットとしても着られる。 でも、そのどちらかにきっちり分類される感じではありません。 ワークウェアがベースにありながら、どこか軽やかで、力が抜けている。 ラフに着られるのに、ラフで終わらない。 その加減がちょうどいいジャケットです。 引き算で見える形 SASSAFRASのトップスの中ではかなりシンプルなモデルで、ポケットも5つだけ。 [...]

2026-05-26T16:34:41+09:002026.05.26|LOG, NEWS|

HOPPER’S BRUNCH Traveler Jacket

大真面目に、ふざける こんなに大真面目に、ふざけたジャケットを僕は知りません。 見た目はカバーオールなのに、やっていることはかなり自由です。 袖口の太さが変わったり、かと思えばパカっと開いたり。 両サイドも開くし、スナップボタンをパパッと外すだけで、服の形も、空気の通りも、着心地も変わっていく。 どこかの軍のジャケットで似たような構造を見た気もするのですが、思い出せない。 ただ、これを今の服としてうまく形にしているのが面白いところだと思います。 ワークの顔、自由な中身 フロントは4つボタンに、フラップ付きの胸ポケットとサイドポケット。 いわゆるワークジャケットの構成ですが、ポケットはパッチではなくサイドからアクセスできる仕様で、しかもそこも開閉できる。 [...]

2026-05-05T17:31:50+09:002026.05.05|LOG, NEWS|

QUILP DUNBAR Coverall Jacket & SCOTT Baker Pants Wool Linen Windowpane Olive

派手さはないのになぜか気になる不思議な春色 ひと目で強く主張する色ではないのに、見ているうちにじわじわ良さが出てくる。 少しくすんだような、グレーがかったオリーブに、落ち着いたイエローのウィンドウペン。 ぼんやりして見えそうでいて、実際にはちゃんと品がある。 この曖昧さと整い方の両立が、とてもQUILPらしいと思います。 ラックにかかっている中から、なぜか気になってしまう。 そんな空気を持った一着です。 気づけば、ジャケットはサイズ3、トラウザーズはサイズ2だけになっています。 MOON by [...]

2026-04-05T22:05:20+09:002026.04.05|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Moleskin Chesterfield Coat

曇った空のような色に惹かれて スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このコートを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を「ベルリンの空の色」と呼んでいるそうです。 モールスキンの意外な表情 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 もともとは裏地に使われているブラウンの生地をベースに、上からチャコールに染め、その後さらに洗いをかけることで、この生地には独特の表情が生まれています。 [...]

2026-03-17T17:14:44+09:002026.03.17|LOG, NEWS|

Conkers Field Shirt Supple Washed Ramie Cotton

緊張感を解く、奥行きのある『黒』 黒のジャケットというと、少しだけ身構えることがあります。 艶のある真っ黒はそれだけで強さが出るし、きちんとしすぎたり、どこか構えた空気が漂ったりする。 でもこのField Shirtには、その緊張感がありません。 黒は黒なのに、なんだか呼吸が楽なんです。 理由はやはり生地にあると思います。 ラミー80%、コットン20%。 ロンドン北部のサプライヤーから入手したデッドストックのテーラリング生地で、後染めされたブラックは深いのに重たくない。 表面にはランダムな凹凸があり、光を均一に反射せず、やわらかく受け止めます。 [...]

2026-03-11T20:32:41+09:002026.03.11|LOG, NEWS|

Conkers Rye Parka Dry Wax Cotton Stout

理屈よりも先に、動いた心 展示会場で、正直に言うと一目で決まりました。 背景を知っていたわけでもなく、国内での展開がほとんどないも後から知ったくらいです。 ただ、目に入った瞬間に「これを着たい」と思えた。 そして同時に「うちで紹介したい」とも思った。 その直感を、そのまま信じました。 英国の風景を羽織る服 Conkersは2021年にロンドンで設立されたブランドです。 イギリスの田園や、ゆるやかな暮らしのリズムから着想を得て、“organic indulgence”という言葉を掲げています。 [...]

2026-03-06T20:15:17+09:002026.03.06|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Wool Zip Up Shirt

シャツ以上、ブルゾン未満。その曖昧な隙間を埋める最適解 春夏の羽織り物は、どうしても軽くなりがちです。 シャツ一枚では物足りない。 でも、重たいブルゾンを選ぶほどでもない。 その間にすっと収まるものは、実はあまり多くありません。 このジップアップシャツは、その曖昧な部分にきちんと置ける一着です。 視線を奪う大人の格好よさ 形はトラックジャケットに近い。 けれど、軽快さよりも落ち着きがある。 展示会場で長谷川さんが何気なく着ているのを見たとき、特別なことはしていないのに妙に格好よかった。 [...]

2026-03-01T15:36:58+09:002026.03.01|LOG, NEWS|
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