Frank Leder Beige Grey Wool Cardigan Beige Grey Wool Cardigan 一体何色の糸がミックスされているかわからない不思議な生地。 既視感のない生地使い。もちろんデッドストックの物。 フランクが得意とする伸びない生地で作るカーディガン。 ジャケットとして、カーディガンとして ジャケットのように着ても、コートやジャケットのインナーに差し込んでも良い。 やや細身の腕周りとすっきりとした身幅、袖丈と着丈は少し長めなので、ニットのカーディガンとは全然違うシルエットになります。 チクチクする感じもないのでカットソーの上から着てもいいし、重くないのでストレスもありません。 時間の経過を見越したデザイン 今の状態でも充分ムードはあるのですが、着込んで毛羽立ち、繊維が絡まり合ってふわっとしたぼやけた色の感じになってくると完成です。きっと。 今回着たのはSサイズですが、Mサイズで着てもいい感じでした。 女性がゆったりとしたサイズ感を選び、袖丈を直して着るのもいいですね。 これは早いだろうな〜。 身に纏うアート モヘアのような毛足の長い繊維と積み重なったレンガのような色味の糸が交差してできる美しい色相は、着込むことで糸が絡み合いまた違った表情を見せる。 まるで絵画のようなカーディガンです。 https://kado-onomichi.jp/product/frank-leder-beige-grey-wool-cardigan/ Post O’Alls #1203 Band Collar Shirt バンドカラーシャツ 襟なしのシャツが好きすぎて、うちの店のシャツの3分の2は襟がありません。 着た事のない方やあまりこの形が好きでない方からしたら、置いているシャツの半分以上が興味の対象から外れることとなります。 まさに偏愛。 一般的なシャツよりもリラックス感がありながら、きちんと感もある。 大人が普段着、もしくは休日に着る服として取り入れるには最適ではないかと個人的にずっと思ってます。 昨年何年振りかわからないくらい久しぶりにポストからバンドカラーシャツがリリースされ、オックスの生地とデニムをセレクトしました。 両方とも一瞬でなくなってしまったので、今回は4種類の生地でたくさんオーダーしてます。 【#1203 Band Collar Shirt】 1993年にデビューしたポストオーバーオールズ最初のシャツ品番 #1201 No.1 Shirt。 これは、およそ100年前のワークシャツがベースになっていて、袖口やヨーク(肩から背中の切り替え部分)のギャザー等、その当時のアメリカではポピュラーであったディテールを持ちながら、『その時代にありそうで、ない・・・』というポストのコンセプトを体現したようなシャツです。しかもプルオーバー。 #1203はそのバンドカラーバージョン。 3番目のシャツ品番です。 フィット感はプルオーバーってのもあってか、かなりゆったりしてます。 でも昨今のオーバーサイズのとかではなく、『30年前からそうだった』フィットです。 今回は4つも生地をセレクトしたので、サクッと生地紹介していきます。 【Grey Covert Salt & Pepper】 Salt & Pepperやブラックシャンブレーと呼ばれるこちらの生地。フレンチのカバーオールやイギリスのハンティングジャケット、スイス軍の迷彩など、いろんな素材を使ったバリエーションがありますが、今回は春のコートで使われていた色味に近い、コットン100%のキチンと『塩』感のある比較的濃いめな良い色です。 【Classic Chambray】 ポストのワークシャツと言えば、な生地です。歴史があります。 インディゴの糸と生成りの糸の平織りから成る霜降り状のムラのある生地は、とても美しく、自然で軽やか。 年中着まわせる汎用性の高さと、洗いざらしに袖を通すときの気持ち良さは4種類の中でも随一。 着込んで行くと奥行きのある味わい深いムードが出ます。 【Cotton Cords】 インディゴ染めされたコットン100%のドライタッチなハリ、コシのある生地です。 納品前に洗いと低温の乾燥機にかけられているので、インディゴ特有の色ムラやひび割れたようなあたり、パッカリングがすでに出てきていて、袖口やヨークの寄せのムードもとても良く、ビンテージ感溢れる仕上がりになっています。 着用を繰り返すとこで変わっていく表情の変化も見逃せない美しい色のシャツです。 【Light Denim】 デニムと言ってもゴワゴワした厚手な感じではなく、しなやかで柔らかい。シャツにもってこいな生地の厚みです。 横糸がくすんだベージュなので、爽やかな感じがなく、渋めなムード。 素晴らしい経年変化が期待できるシャツ どれもガシガシと着込んでいくごとに味わいが深まり、体に馴染んでいく感覚を経年変化として楽しんでもらえること間違いなし。 ちなみにこちらのシャツには、薄いベージュ地に淡いグリーンのシルク製の特製織りラベルが付くのですが、洗いを繰り返すことによって織りラベルが少しずつ劣化していき、きっと外れます。 ブランドネームが取れて匿名性が出てくると、その服の本質的な良さが際立ってきます。 スタイリングももちろん大事ですが、僕はプロダクトで勝負しているブランドが好きです。 OLD TOWN Order Exhibition at kado Vol.6 Medway OLD TOWN Order Exhibition at kado Vol.6 Medway 来週の金曜日23日から始まるOLD TOWNのオーダー会。 早いもので6回目となりました。 個人的にも毎回オーダーしているので、順調に私物のオールドタウンも増えてきました。 その中でも襟型違いも合わせるとかなりの数所有しているのが『Medway』。 絶妙な丈感と身幅、肩から袖口にかけての立体的なパターン。 ジージャン好きならこの形って感じです。 サイズアップしたり生地を変えたり 前回は、比較的新しい生地である『Bedford Corduroy』のフレンチネイビーをワンサイズアップでオーダーしました。 当たり前の話ですが、サイズを上げることで普通に着ると袖は長くなります。が、元々袖は5cmほど折り返して着たかったので正直特に気にしませんでしたが、いざ折り返してみると絶妙な長さに収まってくれて、テンションがかなり上がりました。 上品な光沢感のあるブリスベンモスのコーデュロイと違って、マットな質感と少しくすんで見えるブルーグレーの色もめちゃくちゃ気に入ってます。 たくさんの生地、そのそれぞれが違う個性を持っている オールドタウンは選ぶ生地によっていろんな表情を見せてくれるので、コツコツとオーダーしてきて良かったなぁとしみじみ思います。 柔らかく着やすいMedium Drillの生地や、ガシガシ着込みたくなるStout TwillとCanvas、雰囲気抜群なCorduroyやLinen。 Yorkshire Woolもありだなぁ〜。 次もどうしようかきっと悩むなぁ〜。 Black Canvas Stout Twill Engineer’s Navy Stripe Denim 【OLD TOWN ORDER EXHIBITION at kado】 2024 8月23日(金)〜26日(月) OLD TOWN JAPANの持つジャケットやシャツ、パンツの型と、サイズや生地の色を選び、あなただけの1着を作ることができるイベントです。 イギリスの人でもホルトに行かないと作れない洋服が、尾道でオーダーできます。 この機会に是非。 オーダーの際、デポジットとして10000円をお預かりさせて頂きます。 オーダー頂いた製品の到着は、12月末〜1月ごろを予定しております。 ※メールやお電話でもオーダー可能です。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。