Post O’Alls POS-Travail 待ちに待った新作ジャケット 『とりあえずこれ買っといて下さい』 と、クソ暑い日にお勧めしていたコーデュロイのパンツ。 その対となるジャケット2型のうち、今季の新作フレンチワークジャケット型POS-Travailが遂に入荷しました! POS-Travail 展示会場で一人、大興奮したジャケット。 悩みに悩んで全6種類の生地うち4種類をセレクトした半年前の自分。 よくやった! どれも最高の仕上がりになっています!! 人気のフレンチワーク 最近の流れ的にフランスの古いワークジャケットをベースに作っているブランドは増えてきましたが、どれもコッテリ(凝ってり!?)してるというか、年代の設定が古いから仕方がないんですが、ちょっと衣装っぽいなぁ〜と思うことも多く、じゃぁ古着着るわとなっても高騰しすぎて馬鹿らしい。 そ、こ、で、POS-Travailが出てきたんですねぇ〜。 丁度いいジャケット 一言で言うと、『丁度いい』んです。 全体のディテールバランスはもちろんの事、生地のチョイス、縫い方の選定が絶妙で、とても着やすい。 ワークジャケットに精通したデザイナーが作るフレンチワーク ワークウエアを、その時の気分で作り続けて30年。 随所にこだわりながら、それを感じさせない。というか、とてもさらっと仕上げる。 パリのエスプリ、なんですかね。 POST Chinois(ポスト版フレンチチャイナジャケット)から続く、フランス物をポスト流に料理していく手腕には脱帽します。 コーデュロイはセットアップで 同じ生地のE-Z Laxでセットアップを組んでも良し、カバーオール感覚でサラッと羽織っても良し、誰でも着やすいワークジャケット。 かしこまった感じは嫌だけど、男臭くなりすぎるのもなぁって方には特に刺さります。 Black Cords 古いフレンチジャケットの中にはコーデュロイの物も多く、そのほとんどが、黒か茶色で動物柄のボタンが付けてあったりでとても可愛い。 日焼けして茶色っぽくなったブラックのコーデュロイはなんとも言えないムードを持っており、加工では辿り着けない『時間』というデザインを感じさせる。 太畝でぎっしり詰まった感じのイギリスっぽいヘビーなコーデュロイや、西海岸な細畝のコーデュロイではなく、太畝でありながら軽く、光沢があり柔らかい。 とっても着やすい生地です。 Indigo Cords アメリカ、ドイツ、イギリス、どこにもハマらない、実にフレンチワークな色。 インディゴ染めされたコーデュロイは、色移りの危険性は孕んでいるものの、それを凌駕する発色の良さ。 太畝でぎっしり詰まった感じのイギリスっぽいヘビーなコーデュロイや、西海岸な細畝のコーデュロイではなく、太畝でありながら軽く、光沢があり柔らかい。 とっても着やすい生地です。 Covert Cloth フランスでは、画家がアトリエで着るコートとして重宝され、アメリカではハンティングウエアに使われていた丈夫な生地、cotton covert。 斜め上に向かって走るキリッとした綾目と、異なるトーンの糸との撚り合わせが秀逸な杢。 生地が分厚めなので、気温的な安心感もさることながら、飲み会で服が居酒屋臭くなっても洗える秋冬のジャケットとしてもかなり重宝しそうな感じ。 じゃぶじゃぶ洗って下さい。 先シーズンのE-Z Laxと今シーズンのオーバーオールでセットアップが組めます。 Black indigo moleskin とてつもない存在感の生地です。 ビンテージの世界では、ありそうでなかった。 モールスキン特有のポコポコとしたパッカリングに現れる濃淡のインディゴ。 表には深いブルー、裏地には鮮やかなブルー。 少しかたさの残るカリッとした生地を自分の体に馴染ませた時、どのような表情を見せてくれるか、期待値は高まるばかりです。 広い身幅と短めの着丈 フランスやドイツのワークジャケットに多い、身幅が広く丈の短いシルエット。 歴史的には個人的にお勧めしているスタンドカラーのシャツを下に着ている写真をよく見かけるのですが、もっと自由にコーディネートできるのがポストのフレンチワークジャケット。 アメリカっぽいB.D.シャツを合わせたり、ヘンリーネックのサーマルであえて男臭く仕上げてみたり、バンダナやシルクストールをプラスして綺麗に….etc。 好みの着方を見つけてください。 QUILP HOOK Over Coat Over Coat ウエストのベルトを前で結んだ着方が最高にかっこ良かったので即決しました(笑)。 QUILPが去年リリースした衝撃的なコート『BALZARY』の後継的な立ち位置(勝手な解釈)かな〜と思ってますが、こちらはもう少し共感していただける方が多いかと。 全てを包み込む身幅 ざっくりとしたローゲージニットやインナーダウン、その他、どんな物の上からでも羽織ることができる位たっぷりとしたシルエットのハーフコート。 お尻が軽く隠れるくらいの長さなので自転車に乗られる方にもお勧めです。 スナイパーポンチョの襟 ちょっと変わった襟ですが、オランダ軍のスナイパーポンチョ譲りの左右非対称な襟です。 これは是非、立てて着て頂きたい。 雰囲気が出るだけでなく、すっごく寒くなるまではマフラーいらないくなります。 BRISBANE MOSS社の生地を贅沢に使用 わりと早い時期から活躍してくれそうなライトアウター感のある見た目ですが、BRISBANE MOSS社のコットンツイルでしっかり裏張りしてあるのでそんなに軽くありません。かといってウールのコートよりは軽く、春、秋、冬と着れるので息の長い活躍が見込めます。 シェルはBRITISH MILLERAIN社 外側はBRITISH MILLERAIN社の高密度コットン。 撥水、耐水、防風性を非常に高いレベルで実現している天然素材です。 よくよく見ると、なデザイン シャリっとしたマットな生地感と落ち着いた品のある色、飽きのこない汎用性の高いコートに仕上がっています。が、さらっと終わらないのがQUILP。 ネイビーの方はほとんど分からないのですが、オリーブの方をよく見てください。 袖のストラップや二重になっている前立て、ポケット口は生地を替えてあります。 ここにはBRITISH MILLERAIN社を代表するワックスコットンが使われています。 とても森下さんらしいなと思ったデザインです。 民族衣装にも通ずるオーバーコート 下に暖かいものをたくさん着て、最後にHOOKで仕上げる。 これで馬に乗ったりするとなんだか今話題のテレビドラマに出て来そうなムードですが、文句なく良いコートです。 どちらも大きめなサイズ 僕でサイズ1を着ています。 サイズ2もありますので、大柄な方も着ていただけると思います。女性は1かな。 是非試してみて下さい。 サイズ 1 着丈 85cm 身幅 69cm 裄丈 93cm サイズ 2 着丈 85cm 身幅 71cm 裄丈 93cm HOPPER’S BRUNCH PARKA Reversible Sweat Parka with Thermal Reversible Sweat Parka with Thermal スポーツブランドだけでなく今やハイブランドからも定番的にリリースされるアメカジを代表するアイテム『SWEAT』 誰もが一度は着たことや見たことのある洋服ですね。 HOPPER’S BRUNCH そんな目垢のついた『SWEAT PARKA』を、そこからはみ出しすぎず、かといって既視感も無い両A面スウェットに昇華し、リリースしたニューブランド『HOPPER’S BRUNCH』 今季はこのワンアイテムだけの展開です。 デビュー作がいきなり名作になってしまいました😅 ビンテージスウェットのディテール フリーダムスリーブ、亀甲編み、フラットシーマ、リバースウィーブ、長めに取られた袖とウエストのリブ、等。 古着好きをも唸らす数々のディテールは、今までも数多のブランドによってサンプリングされ世に出てきました。 他と一線を画す仕上がり その機能的であり、味わい深いディテールを丁寧に配置し、意外なパーツ使いと、サイズ感で、他のアメカジブランドと一線を画す、スペシャルなSweat Parkaが完成しました。 不思議なバランス感 0、2、4のサイズ展開ですが、僕(168cm 64kg)が、気分や着方によって3つのサイズどれもを着ることができる不思議なサイズバランスに仕上がっています。 着用写真では、Naturalの0とBrownの2、Navyの4を着ています。 女性がゆったりめに着るのもお勧めです。 両A面 どちらを表と言ったら良いのか悩みますが、一般的なスウェットの表面とサーマル生地の裏面で構成されていて、どちらも着ることができるようにデザインされています。 それぞれステッチの色、サーマルの色を変えていて、気分やスタイリングによって変化できるよう考えられた配色は絶妙の一言。 BRUNCH とはいえ、元々はスポーツウェアであり今はリラックスウエアとして使われる事も多いスウェット。 寝坊した日の遅めの朝食(BRUNCH)のように、気張らずゆるい気持ちで羽織って頂きたい。 そんなPARKAです。