『4/5』という数字が描く、自分だけのジャストサイズ
本来はくるぶしを覗かせる『4/5丈』。
けれど、いざ穿いてみると不思議と裾上げいらずの「ちょうどいい」レングスに収まってくれる。
意図していないのに、うまく収まるそのバランスが気に入って、毎シーズン欠かさずセレクトしているのが、この『Digs Crew Pants 4/5』です。
見た目はすっきりしているのに、実際に動いてみると想像以上に機能的。
なぜか海外の方からの反応も良く、うちでは静かに評価され続けている一本です。
全天候を味方につける『PCウェザー』
今季採用されているのは、ポリエステル82%・コットン18%の高密度ウェザークロス、いわゆる『PC Weather』。
もともとは軍用素材として開発された生地で、防水性と耐久性、そして軽さを併せ持っているのが大きな特徴です。
高密度に織り込まれているため水を吸いにくく、雨の日でも気負わず穿ける。
それでいて、レインウェア特有のシャカシャカした音や、いかにもなスポーティさがなく、あくまで“服”として成立している風合いが、この生地のいちばんの魅力だと思います。
晴れの日も、雨の日も、天候を選ばず穿ける。まさに『Weather』という名前通りの生地です。
膨らまない大容量。日常に溶け込む二層構造の美学
軽量で動きやすく、水や汚れにも強いことから、ウェザークロスはユニフォーム素材としても使われてきました。
飲食の現場や、水を扱う作業、釣りやキャンプなどのアウトドアシーンにも相性が良い。
ただ、このパンツはそうした背景を前面に押し出しすぎず、日常着として自然に溶け込むところがササフラスらしい。
春先にはそのまま、気温が下がる時期には中にインナーを重ねて。季節の変わり目にも頼りになる素材感です。
Digs Crewシリーズを象徴するフロントポケットは、上と横からアクセスできる2層構造。
しっかりマチが取られているので、少しかさばる物でも無理なく収まります。
バックポケットも縦方向の2層構造になっており、フラップ付きとオープンを使い分けられる仕様。
収納力は高いのに、カーゴパンツのように横に広がらない。
このバランスが、このパンツを「合わせやすい」と感じさせる理由だと思います。
ワークの無骨さを、洗練された機動力へと昇華する
股部分には、ササフラスお馴染みのガゼットクロッチを配置。
動いたときの突っ張りがなく、しゃがんだり歩いたりする動作もとてもスムーズです。
裾にはボタン留めのストラップが付き、シルエットは3段階で調整可能。
ワイドストレートにも、ほどよく絞ったテーパードにも振れるので、その日の靴や気分に合わせて表情を変えられます。
腰まわりはゆったりしつつ、裾に向かって自然に細くなるラインも秀逸で、穿くと意外なほどすっきり見えるのもポイントです。
語るための服ではなく、使い続ける中で価値が宿る一本
軍物やアウトドアの要素を取り込みながら、それをガーデニングウェア、つまり“日常着”へと昇華していく。
機能を語るための服ではなく、使い続ける中で価値がはっきりしてくるところに、ササフラスらしさがあります。
収納力があり、動きやすく、天候にも左右されにくい。
それでも見た目は落ち着いていて、街の中にきちんと収まる。
特別な日の一本ではないけれど、雨の日も風の日も自然と手が伸びる。
『Digs Crew Pants 4/5』は、そうした日常にきちんと寄り添い続ける、ササフラスの定番パンツです。















