気候の変化
フランクリーダーが暮らしているベルリンは、日本より北に位置するので、夏が短く、涼しい気候。
夏でも平均気温は比較的低く、降水量も少ないので湿度も低い。
はずでした。
暑い夏でも過ごしやすい日が続くはずが、気候変動の影響で日本との気候の違いが曖昧になるくらい、夏は酷暑が長く、冬は暖冬が続いているそうです。
気候が変わると着る物も変わる
それは、物作りにも反映されてきます。
結果的に、今回のフランクリーダーのコレクションは日本の気候にあった生地使いになっていると思います。
Farmers Striped Cotton Linen
ファーマーズストライプと呼ばれる今回の生地は、コットン60%、リネン40%の少し粗めな軽やかな生地。
春や秋の肌寒い時期には重ね着で、真夏は一枚でさらっと着て出かけられる存在感のあるストライプが印象的な、ちょうど良い生地感のシャツです。
悩ましい、性格の違う2色
調和の取れた配色がどんなスタイルにもはまってくれそうなナチュラルカラーと、ブラックベースの強さを感じさせるストライプ、性格の違う2色をセレクトしました。
kadoの定番 Old Style Stand Collar
形はもはや、この形しかないの?と思われるくらいしつこく仕入れているオールドスタイルのスタンドカラー。
一度試してみると意外と着やすい長い着丈は、タックインしたり、出したりと着こなしの幅も広がります。
同じ生地でパンツもセレクトしていましたが、一瞬でなくなりました。
着ることが楽しみになるシャツ
これからの季節にもってこいな生地感と、雰囲気のあるストライプ。
良い仕立てのシャツをあえて洗いざらしでラフに着る。
シャツ一枚で過ごせる季節が待ち遠しくなる一着です。