Frank Leder Rare Czech Vintage Short Sleeve Stripe Shirt

歴史を語り継ぐ フランクリーダーのシャツには、服としての価値を超えた『物語』が宿っています。 この一枚も、ドイツの彼のもとに辿り着いた、1950年代、あるいはそれ以前のチェコ製の生地。 藍と杢、白の三色が穏やかに溶け合うストライプは、現代の技術では再現できない、偶然と時間が織りなす美しさ。 それは、大量に作られる工業製品としての『生地』ではなく、人の手で丁寧に織られていた頃の『布』です。 何十年も保管されてきた理由も、どこで織られたのかも、正確にはわかりません。 けれど、ただならぬ魅力がある。説明すら要らない、直感的な存在感があります。 無言の説得力を持つ、静かなシャツ シルエットはフランクらしく控えめ。 ややゆとりを持たせたボックス型、開襟仕様の半袖シャツ。 [...]

2025-06-07T20:51:42+09:002025.06.07|LOG, NEWS|

Frank Leder Organic Striped Cotton Jacket with Side Pocket

どこか懐かしいムードを持った『海』を感じさせるシャツジャケット 昔船長が乗っていた船の帆のような、風が吹けば靡くけど、それでいて芯のある生地を使った、今期のテーマを象徴する『海』の香りがするシャツジャケット。 Frank Lederらしい、素材へのこだわりと、空気をはらんだシルエット。 シャツの軽やかさと、ジャケットとしての実用性を兼ね備えた一着です。 Organic Striped Cotton 使用されているのは、オーガニックコットン100%のストライプ生地。 古い織り機で丁寧に織られたと思われる生地は、不均一な節やシボ感があり、どこかリネンのような手触りと表情を持ちます。 [...]

2025-06-05T18:45:55+09:002025.06.05|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Two Tone Stripe Cotton Shirt

軽やかで、奥深い 一枚で空気を纏うような軽やかさ。けれどその表情は、実に豊か。 端正でクラシカルな佇まいに、ほんの少しのひねりを効かせて。 トーンの異なる2色の古くて新しい生地が織りなす静かな迫力と、Frank Lederらしい繊細な遊び心が同居した一着です。 Old Styleと細やかな仕掛け シルエットは身幅にゆとりを持たせ、着丈はやや長め。 浅めのラウンドカットや肩まわりのプリーツなど、着心地と動きやすさへの配慮も忘れずに。 襟元はスタンドカラー。 [...]

2025-05-20T18:50:40+09:002025.05.20|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Navy Wool High Closure Jacket

High Closure Jacket ジャケットのようなコートのような不思議なジャケットFrank Lederの『High Closure Jacket』。 ナポレオンジャケットやインドのネルージャケット、日本の古着でたまに見る国鉄のジャケットなど、軍物やワークジャケットの要素が強そうな形ですが、結構好きですこのタイプ。 フランクの考え方だと、寒い冬にわざわざVゾーンを開ける必要がない、身幅をたっぷり取る必要もない、裏張りして暖かい空気をしっかり溜め込んでもらおう、という意図が読み取れるこのジャケットは、秋冬のジャケットとしてとっても合理的な形をしています。 Dead [...]

2024-12-22T17:25:31+09:002024.12.22|LOG, NEWS|

Frank Leder Grey Green Wool Drawstring 2 Tuck Trousers

印象派の絵画の様な色彩 印象派の画家が描いた点描画のような、牧歌的で素朴な美しさのあるローデンウールを使用したトラウザーズ。 Grey Green Wool デッドストックならではの硬さと奥行きのある風合いを持つこの生地は、24F/Wシーズンのコレクションでは違うモデルでリリースされていて、生地自体はとても気に入っていたのですが、うちで取り扱うにはちょっと癖のある形過ぎたので泣く泣く断念した経緯がありました。 その展示会の何ヶ月か後に、あの生地を使って桃谷さんの好きなドローストリングのモデルで展開できるようになったと連絡があり、すぐにオーダーさせて頂いたのが、今回ご紹介するトラウザーズです。 Drawstring 2 Tuck [...]

2024-12-13T11:42:25+09:002024.12.13|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Brown Structured Wool Coat

Dead Stock Brown Structured Wool Coat シンプルなステンカラーコートから漂うただものではない感。 今季はジャーマンレザーを除き、全てフランクが見つけてきたデッドストックの生地を使用したアイテムをセレクトしているのですが、この生地は展示会場ですぐにおさえてもらったくらい気に入った生地です。 ブラウン、ダークブラウン、ベージュ、ネイビー、チャコールの糸が絶妙に混ざり合い、糸の太さの違いからくる立体感と掛け合わされ、奥行きのある美しい色彩が一枚の生地で表現されています。 軽くはないが安心感と満足感のある生地感 [...]

2024-11-21T19:01:44+09:002024.11.21|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Brown Wool Janker with Side Pocket

Dead Stock Brown Wool シェットランドウールのような、軽く、ドライで、反発力のある生地を使ったJanker。 穏やかで調和の取れた格子柄の生地はもちろんフランクが見つけた貴重なデッドストックの物。 このジャケットは、ただのアウターではありません。 Janker with Side [...]

2024-11-09T17:33:48+09:002024.11.09|LOG, NEWS|

Frank Leder Deutscleder Bomber Jacket with Leather Sleeve Black

Deutscleder フランクリーダーの代表的な生地として長く愛されてきた通称『ジャーマンレザー』。 この超タフな生地を織れる機械を持っていた唯一の工場がコロナ禍で閉鎖してしまい、織り機も廃棄され、幻の生地になってしまいました。 ここまでが、2年前の話です。 この2年の間に、フランクがドイツ国内を探し回り、織り機や職人さんを整え、当時と全く同じとはいかないまでも、フランクが納得してお勧めできる『ジャーマンレザー』を作ってしましました。これは執念です。 職人が選ぶタフすぎる生地 元々は大工さんが好んで使っていた生地で、実はレザーではなくコットン100%のモールスキンなのですが、僕が知る限り一番強くて硬いとても着にくい生地です。 じゃぁなんでわざわざこの生地で洋服を作るのか、と思うんですけど、フランリーダーの想いとしては、手に取っていただいた方々に『マイヴィンテージ』を長い年月をかけて完成させてもらいたい。そんな気持ちで一つ一つ丁寧に、真剣にモノ作りを行っているんです。 フランクめちゃくちゃ真面目なんです。 少し起毛感のある表面は、実は裏側で、着用を繰り返すことで毛羽がおさまっていき滑らかになります。 [...]

2024-10-03T16:47:46+09:002024.10.03|LOG, NEWS|

Frank Leder Beige Grey Wool Cardigan

Beige Grey Wool Cardigan 一体何色の糸がミックスされているかわからない不思議な生地。 既視感のない生地使い。もちろんデッドストックの物。 フランクが得意とする伸びない生地で作るカーディガン。 ジャケットとして、カーディガンとして ジャケットのように着ても、コートやジャケットのインナーに差し込んでも良い。 やや細身の腕周りとすっきりとした身幅、袖丈と着丈は少し長めなので、ニットのカーディガンとは全然違うシルエットになります。 [...]

2024-09-03T20:21:39+09:002024.09.03|LOG, NEWS|

Frank Leder Vintage Fabric Edition Triple Washed Thin Cotton Short Sleeve Shirt

Vintage Fabric Edition ビンテージファブリックエディションは、フランクのアトリエで過去のコレクションに使用した貴重な生地を様々なカラーグループでパッチワークし、新たなアイテムとして登場させているシリーズなのですが、以前ご紹介したジャケット(コート)と同じく、クレイジーパターンでありながら不思議な調和が取れている。フランクリーダーの遊び心とセンスが感じられるアイテム群です。 Triple Washed Thin Cotton 元々薄手のコットン生地を染めながら丁寧に洗いをかけることによって、より柔らかく、鞣したような表情を持つ生地に仕上がってます。 暑い時期に合わせやすいボックスシルエット [...]

2024-07-08T20:06:27+09:002024.07.08|LOG, NEWS|
Go to Top