HOPPER’S BRUNCH Traveler Jacket

大真面目に、ふざける こんなに大真面目に、ふざけたジャケットを僕は知りません。 見た目はカバーオールなのに、やっていることはかなり自由です。 袖口の太さが変わったり、かと思えばパカっと開いたり。 両サイドも開くし、スナップボタンをパパッと外すだけで、服の形も、空気の通りも、着心地も変わっていく。 どこかの軍のジャケットで似たような構造を見た気もするのですが、思い出せない。 ただ、これを今の服としてうまく形にしているのが面白いところだと思います。 ワークの顔、自由な中身 フロントは4つボタンに、フラップ付きの胸ポケットとサイドポケット。 いわゆるワークジャケットの構成ですが、ポケットはパッチではなくサイドからアクセスできる仕様で、しかもそこも開閉できる。 [...]

2026-05-05T17:31:50+09:002026.05.05|LOG, NEWS|

QUILP WECKL Shirt Cotton Linen Houndstooth

柄なのに、無地みたいに使える 「柄なのに、無地みたいに使えるシャツです。」 この一言が、一番しっくりくるかもしれません。 QUILPの『WECKL』は、ロンドンで森下さんが見つけたデッドストックのコットンリネンを使った一枚。 細かなハウンドトゥースは、近くで見るとちゃんと柄なのに、少し離れると淡いグレーに見える。 その行き来する見え方が、このシャツの面白さをつくっている気がします。 静かだけど、軽やか もともとハウンドトゥースは、羊飼いの服から始まった実用的な柄で、汚れが目立ちにくく、遠目には落ち着いて見える。 そこに英国的な品のある空気が重なって、気づけば『きちんとした柄』として扱われるようになった背景があります。 ただ、このシャツに関しては、その『きちんと感』がいい具合に抜いてある。 [...]

2026-04-25T16:06:02+09:002026.04.25|LOG, NEWS|

Post O’Alls Original BL Band Collar Shirt broadcloth White Trim Green Stripe

春を纏う、柔らかなストライプ 淡いグリーンとブルーをミックスしたようなストライプに、白い襟元と前立て。 とても春らしい空気をまとった、Post O’Allsのシャツです。 やわらかな色同士なのに印象がぼやけず、着ると自然と清潔感のある雰囲気になります。 爽やか、というだけでは少し足りなくて、もう少し静かで、もう少し品のある春の色。そんな見え方をする一枚です。 遠目には淡いグリーンのような色に見えるんですが、実は淡いグリーンとブルーのストライプ。 近づいて見るとブルーの線が現れて、色に奥行きが生まれています。 19世紀の知恵を、現代のスタイルへ 普通のクレリックシャツは襟だけ白というものが多いですが、このシャツは前立てまで白で切り替えられています。 [...]

2026-04-19T16:27:12+09:002026.04.19|LOG, NEWS|

Post O’Alls Original BL Shirt High Count Broadcloth White

汚れるからこそ、気楽に 白シャツです。 言ってしまえば、永遠の定番。 そしてある意味では、消耗品でもある服です。 どうしても汚れます。 でもこれだけ真っ白だと漂白もできるので、むしろ気楽に付き合える色でもあると思っています。 それでも困ったら、尾道にある最高のクリーニング店アメリカヤさんへ。 通年を支える、ブロードクロスの知られざる実力 今回久しぶりにオーダーした、ブロードクロスのシャツ。 実は僕、この生地がかなり好きで、一時期ブロードのシャツしか着ていない時期があったくらいです。 [...]

2026-04-16T08:53:38+09:002026.04.16|LOG, NEWS|

QUILP DAVIS Dead Stock Pigment Dyed Tuck Trousers Mud Black

白に帰っていくトラウザーズ QUILPの『DAVIS』。 これ、正直ちょっとおかしいです。 いい意味で、かなり異常なパンツです。 もともとこの生地、白なんですよ。 しかもただの白じゃない。縦にも横にもムラが走ってる、かなり表情の強い白い生地。 それを顔料染めで黒くして、そのまま何年も、もしかしたら何十年も眠っていた。 それをロンドンで森下さんが見つけてきた。 ロールアップで覗く「裏側の本音」 普通だったら、この生地は“いじらない”と思うんです。 [...]

2026-04-15T18:51:45+09:002026.04.15|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Limited Rare Vintage Fabric Stripe Shirt

織り機の音が聞こえる布 このシャツを見ていると、昔の織り機の音が聞こえてくるような気がします。 ストライプが、完全な直線ではなく、少しだけ波を打つように揺れているんです。 これはもう、人の手で計算して作れるような表情ではありません。 カタカタとゆっくり動く古い織り機。 布が少し不揃いなテンションで織られていく。 そんな情景を想像してしまう生地です。 実際のところ、織り機が古かったのか、 あるいは織り機が置かれていた床が少し不安定だったのか。 もしかしたらその両方だったのかもしれません。 [...]

2026-03-24T21:48:22+09:002026.03.24|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Moleskin Trousers

ベルリンの空の色 スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このトラウザーズを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。 深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を『ベルリンの空の色』と呼んでいるそうです。 少し変わったモールスキン 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 [...]

2026-03-22T20:38:10+09:002026.03.22|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Moleskin Chesterfield Coat

曇った空のような色に惹かれて スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このコートを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を「ベルリンの空の色」と呼んでいるそうです。 モールスキンの意外な表情 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 もともとは裏地に使われているブラウンの生地をベースに、上からチャコールに染め、その後さらに洗いをかけることで、この生地には独特の表情が生まれています。 [...]

2026-03-17T17:14:44+09:002026.03.17|LOG, NEWS|

Conkers Postal Sling Dead Stock Cotton Corduroy Tarn

主役の鞄、名脇役の鞄 うちのお店では、これまでdeserticの鞄をよくおすすめしてきました。 唯一無二の存在感があって、使っていないときでもインテリアになるくらいデザインが強い。 ハンドクラフトの温かみと、ポップな空気。 その二面性が面白くて、僕自身もとても好きなバッグです。 deserticは、装いの主役になるタイプの鞄だと思います。 それに対して、このConkersの『Postal Sling』は少し立ち位置が違います。 見た目のかっこよさはもちろんあるのですが、それ以上に「合わせやすさ」が際立つバッグです。 生地の良さにまず惹かれる [...]

2026-03-14T20:28:25+09:002026.03.14|LOG, NEWS|

Conkers Field Shirt Supple Washed Ramie Cotton

緊張感を解く、奥行きのある『黒』 黒のジャケットというと、少しだけ身構えることがあります。 艶のある真っ黒はそれだけで強さが出るし、きちんとしすぎたり、どこか構えた空気が漂ったりする。 でもこのField Shirtには、その緊張感がありません。 黒は黒なのに、なんだか呼吸が楽なんです。 理由はやはり生地にあると思います。 ラミー80%、コットン20%。 ロンドン北部のサプライヤーから入手したデッドストックのテーラリング生地で、後染めされたブラックは深いのに重たくない。 表面にはランダムな凹凸があり、光を均一に反射せず、やわらかく受け止めます。 [...]

2026-03-11T20:32:41+09:002026.03.11|LOG, NEWS|
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