QUILP McCARTY British Wool Shirt Jacket Grey

¥48,400

QUILPの定番シャツジャケット『McCARTY』。
小ぶりな襟と二つの大きな胸ポケット、比翼仕立てのフロントが特徴の、ワークシャツをベースとした一着です。
今季はデッドストックのウール100%の生地を採用。
ブラックとナチュラルの糸が不規則に混ざり合い、燻し銀を思わせる奥行きのあるグレーに仕上がっています。
約2.5cmごとに織り方が切り替わる独特の組織も特徴で、見る場所によって明暗が細かく変化します。光沢のない落ち着いた表面とは対照的に、裏側にはほんのりとした起毛感があり、やさしい肌あたりです。
本来はジャケットにも使われるような、厚みと張りを備えたウール生地。
適度な反発によって、小さな襟や袖口のカフまで立体的な形を保ちます。
胸ポケットは横方向の切り替えに沿って配置され、フロントのボタンは比翼の内側に隠れる仕様。
背中には幅広のプリーツを設け、裾はラウンドさせずストレートに仕上げています。
身幅と背中に十分なゆとりを持たせながら、全体のボリュームを抑えたすっきりとしたシルエット。
女性にも着ていただきやすい形です。
一枚で着るシャツとしてはもちろん、前を開けて軽いジャケットとして羽織ったり、コートなどのインナーに重ねたりと、幅広い着方が楽しめます。
生地そのものには強い個性がありながら、着用すると驚くほど端正な印象に。
しっかりしたウールの存在感と、McCARTYならではの着やすさを併せ持ったシャツジャケットです。

―Origin―
England

―Material―
Wool 100%

―Size―
1 – 身幅 59.5cm 肩幅 43cm 着丈 75cm 袖丈 62cm
2 – 身幅 62cm 肩幅 45cm 着丈 76cm 袖丈 63cm
3 – 身幅 63cm 肩幅 45.5cm 着丈  77cm 袖丈 64cm

168cm 65kg  サイズ1着用

※サイズ感などご不明な点がりましたら、メールでもお電話でもお気軽にお問い合わせください。

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商品コード: QUILP McCARTY British Wool Shirt Jacket Grey カテゴリー: , , タグ: , , , , , , , ,

説明

光らないのに、光って見える。

QUILP
McCARTY
Fly Front Shirt Jacket

揃っていないから、揺らぐ

今季のMcCARTYに使われているのは、デッドストックのウール100%。
本来ならジャケットに使われるような生地です。

ブラックとナチュラルを撚り合わせた糸に、さらにブラックの糸を織り込んだ、霜降りのようなグレー。

ただ、その色の混ざり方がどうも普通じゃないんです。

糸の太さも綾目の並びも、きっちり揃っていない。

ナチュラルの糸が同じあたりに顔を出すと、そこだけふっと明るくなる。
反対に黒が多く重なると、すっと暗く沈んで見える。

少し離れれば一色のグレーなのに、近づいて見ると、あちこちで違う表情をしています。

何がそうさせているのか。

しばらく眺めていて、ようやく一つ気づきました。

約1インチ(2.5cm)ごとに、織り方が切り替わっているんです。

ヘリンボーンのような切り替わりと言えば、少し伝わるでしょうか。
もっとも、写真ではほとんど分からないくらい細かな話です。

だから何なの?と言われたら困るんですが(笑)、ずっと引っかかっていたものの正体が少し掴めた気がして、ひとりで納得していました。

実は裏側の方が、その違いはもう少し分かりやすいんです。

ただ、写真を撮ったときにはまだ気づいていなかったので、肝心なところを撮れていません。
すみません。

ちなみに、この裏側もいい。

表はざらりとした、張りのある生地なのに、裏はほんのり起毛していて、肌あたりがやさしい。
表裏を逆に使っても面白いんじゃないかと思うくらい、違う表情を持っています。

色の名前を探して

それにしても、この色を何と表現したらいいのか。

霜降りのグレーというだけでは、どうもしっくりきません。

燻し銀。

アンティークのシルバージュエリーを思い出すような、鈍く深いグレーです。

実際には光沢なんてまったくありません。
それなのに、黒とナチュラルの糸がつくる不規則な明暗を眺めていると、奥のほうで古い銀が鈍く光っているように見えるんです。

生地が、形を作る

そんな一筋縄ではいかないウールを、QUILPの定番シャツジャケット、McCARTYに使っています。

薄くはないし、軽くもない。

手に取ると、少し押し返してくるような張りがあります。

小さな襟は立体的に立ち上がり、袖口のカフも潰れずに筒状の形を保っている。

生地の反発が、そのまま服の立体感になっています。

McCARTYの形そのものは、ワークシャツらしい作りです。

小ぶりな襟に、胸の切り替えに沿って設けられた二つの大きなポケット。
背中には幅広のプリーツが入り、裾はラウンドさせずにまっすぐ仕上げています。

フロントはボタンを隠した比翼仕立て。
内側の切り替えには、アクセントとして別のシャツ生地も使われています。

ひとつひとつを見ると、けっこう凝ったことをしています。

ところが、正面から見るとずいぶん静かな顔つきです。

大きな胸ポケットは横の切り替えに溶け込み、フロントにもボタンが並ばない。

近くで見るほど複雑な生地なのに、服になってみると、不思議なくらいすっきりしている。

凝っているのに、静か

実際に着てみても、その印象は変わりません。

身幅にはほどよく余裕があり、背中にも大きなプリーツが取られています。
それでも横に大きく広がることはなく、身体から少し離れたまま、裾に向かってきれいに落ちている。

このゆとりの残し方が、僕は好きです。

全体のボリュームは抑えてあるので、女性にも着ていただきやすい形です。

一枚で着れば、少し厚手のシャツ。

前を開けて羽織れば、ジャケットとしても十分に頼りになる。
レザージャケットやコートの中に着ても、思ったほどかさばりません。

生地にはずいぶん癖があるのに、着ることに関しては難しく考えなくていい。

こういうところに、長く作られているMcCARTYの良さを感じます。

変わる生地、変わらない形

実はこのモデル、kadoを始めた最初のシーズンにも扱っていました。

あのときはBrisbane Mossの、張りのあるコットンを使ったMcCARTY。

僕も一着買って、色が変わるほど着倒しました。今でも持っています。

店頭では「あのときのやつも良かったっすね〜」なんて話をしながら、今季のウールをおすすめしています。

生地も表情もまるで違います。
それでも袖を通すと、やっぱりMcCARTYはいいなと思うんです。

店を始めた頃から知っている服を、今もこうして新しい生地で人にすすめられる。

それが、ちょっと嬉しい。

派手な服ではありません。

でも、何年経っても変わらず好きでいられる。

光らないのに、光って見える。

追加情報

サイズ

1, 2, 3

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