古着屋で偶然見つけた一点物みたいなムードを、最初から丁寧に設計へ落とし込んだショーツ
これ、もし古着屋で吊ってあったら、
「なんだこのリメイク物」って手に取ると思います。
軍パンをカットオフして、
誰かが後からポケットを付け足したのか、
裾を補強したのか。
そんな『偶然できた変な一本』みたいな空気があります。
でも実際は、その違和感まで含めて全部最初から設計されている。
しかも穿くと、
異常に涼しくて、めちゃくちゃ動きやすい。
HOPPER’S BRUNCH、
またかなり危ないショーツを作ってきました。
真夏に手放せなくなる機能性
正直、本音を言うと、
もう少し気温が上がるまで紹介したくなかったんです。
だってこれ、
真夏に絶対めちゃくちゃ穿くやつだから。
軽い。
涼しい。
ベタつかない。
しかも型崩れしにくい。
たぶん一回穿いたら、
かなりの頻度でこればっかりになると思います。
でも、このショーツの面白さって、
そこだけじゃ終わらないんですよね。
11個のポケットを、ここまで自然に見せる凄さ
まず、このポケット。
フロントには、ポケットの中にさらにポケット。
しかもこのダブルポケット、
外に出しても、中にしまっても穿けます。
外に出すと、
パンツを裏返して穿いてるような、
ちょっと不穏な違和感が出る。
このアイデアがめちゃくちゃ好きなんですよね。
全部で11個もポケットが付いてるらしいんですが、
不思議とそこまで『装備感』がない。
SASSAFRASくらいポケット付いてるやん、
とは思うんですが、
見え方は意外とさらっとしている。
さらっとしてるのに、
やってることはかなりややこしい(笑)。
もちろん、
トップス側にディテールが強い時は、
ポケットを中にしまった方がスッキリ見えると思います。
でも個人的には、
このペロンとしたポケットがチラッと見えている感じがかなり好きなので、
たぶん僕はずっと出したまま穿きます。
最先端素材なのに、見え方はあくまでクラシック
そして、このショーツのもう一つの異常さが生地です。
見た目は、
完全に高密度なコットンツイル。
でも触ると少しひんやりしていて、
穿くとびっくりするくらい軽い。
使われているのは、
T400とCOOLMAXを組み合わせた高機能ファブリックです。
T400は、
ポリウレタンを使わずに伸縮性を出している特殊なポリエステル素材。
普通のストレッチパンツみたいに、
数年でダレて伸び切る感じがかなり少なく、
ちゃんと戻る。
しかもCOOLMAXのおかげで、
汗をかいてもベタつきにくく、
乾くのもかなり早い。
真夏にこれ、
相当頼ると思います。
ただ面白いのは、
ここまで最先端な素材を使っているのに、
見え方は全然ハイテクじゃないこと。
カーゴポケットも付いているんですが、
いわゆるミリタリーショーツみたいな重たい空気ではなく、
もっと軽い『ワークショーツ』的な見え方なんですよね。
OliveとSand、それぞれの空気感
色はOliveとSandの2色。
Oliveは軍パン的なムードですが、色がとても綺麗。
Sandはもう少し軽やかで、ワークやアウトドアの匂いが自然に抜けた印象。
どちらも良い色なんですが、
同じショーツでもかなり見え方が変わります。
穿き方によって表情が変わるシルエット
シルエットは太めで、
丈はやや長め。
僕でハーフ丈くらい。
一回ロールアップしても良さそうです。
背の高い方なら膝丈くらいになると思いますし、
ワンサイズ上げて、
少しディッ○ーズっぽい感覚でルーズに穿いてもかなり調子良いと思います。
女性が少しヤンチャな感じで取り入れても絶対可愛い。
ポケットを出すか、しまうか。
腰位置を上げるか、落とすか。
ジャストで穿くか、大きめで崩すか。
穿き方で、
ちゃんとムードが変わる。
『ありそうで、ない』を本当に形にした一本
だからこれは、
ただの『高機能ショーツ』では終わらないんだと思います。
ありそうで、
ちゃんと探すと、ない。
しかも、
真夏にめちゃくちゃ頼れる。
今年の夏、
かなり強い一本です。



























