Leaf Warden Pants 4/5
サファリやハンティングのムードをほんのりとまとった『Leaf Warden Pants 4/5』。
個人的にもかなり気に入っている、使い勝手と品のよさ、そのどちらもきちんと備えた“いいとこ取り”のパンツです。
一見すると、すっきりとした8分丈のダブルニーパンツ。
ですが、よく目を凝らすとフロントには6つのポケットが巧みに配され、そこにはSASSAFRASらしい仕掛けと、控えめな遊び心が息づいています。
情報量はしっかりあるのに、全体の印象は落ち着いている。
そのバランス感覚に、まず惹かれます。
ササフラスらしいディテール
裾には3段階で調整できるストラップを搭載。
その日の靴や気分に合わせて、ワイドにも、軽くテーパードにもシルエットを変えられる仕様です。
今日はどんな形で穿こうか、と無意識に考えてしまう。
このパンツには、そんなふうに服と向き合う楽しさがあります。
腰まわりにはほどよいゆとりを持たせつつ、裾にかけて自然に細くなるテーパードライン。
さらにアンクルカットの8分丈なので、革靴やスニーカーなど、足元を選ばずすっと馴染んでくれます。
外付けのポケットを排したことで、横から見たときのラインはとてもクリーン。
そのぶん前面に配置された6つのポケットが、静かなアクセントとして効いています。
背面には左右非対称の丸みを帯びたポケットが付き、主張しすぎないのに、確かにSASSAFRASだとわかる表情を残しています。
股下にはガゼットクロッチを備え、しゃがんでも、歩いても、思わず庭に出て草むしりを始めてしまっても、動きにくさを感じません。
美しいシルエットと可動域の広さを、無理なく両立しているところが、いかにもな設計です。
育てる楽しみ、14W Corduroy
生地には14ウェルの細畝コーデュロイを使用。
コットン100%ならではのタフさを持ちながら、触れるとどこか柔らかく、光の加減でほんのりと艶を帯びる上品な表情があります。
ワークやミリタリーの無骨さとは少し違う、この静かな質感が、このパンツの佇まいを形づくっています。
穿き込むほどにアタリが生まれ、色が少しずつ褪せていく。
その変化を楽しめるのも、コーデュロイならでは。
育てていく感覚を、自然と受け入れさせてくれる一本です。
ファッションとして、道具として
肩肘張らずに穿けて、それでいて、なぜか気になる。
ベーシックな形だからこそ、いつの間にか手に取る回数が増え、『自分だけの定番』として暮らしに馴染んでいきます。
ガーデニングウェアをルーツに持つ、道具としての機能性と合理性。
でも、それだけでは終わらない。
穿いてみると、不思議と品がある。
まるで、よく手入れされた古道具のように、静かに頼れる存在です














