Cycling Jersey
デザイナーが所有しているビンテージのサイクリングジャージーを、生地とパーツにこだわりながら丁寧に再構築したHOPPER‘S BRUNCHのHB-2481。
昔の物はウールで作られていたので、縮みが凄く細長いものばかり。
ただ、現代のコンピューター制御されたミシンで自動的に縫われる刺繍にはないムードが、ビンテージのサイクリングジャージーにはあります。
ムードのあるチェーンステッチ、こだわりのディテール
その『ムードのあるチェーンステッチ』を操り、文字の縁を切りながら刺繍できる貴重なミシンで縫われたHOPPER’S BRUNCHのロゴ。
ビンテージウエアにはない、たっぷりと取られた身幅とアームホール、首元と袖口のリブは太め、裏表でライン入り。ハーフジップにはスイスのririジッパー使用で抜かり無し。
伸縮率の違う、3色の引き揃え天竺
カルフォルニア産の綿を使い手間暇かけて丁寧に編み立てた生地は、繊維にダメージが付きにくく、柔らかい。
色が同じなので、さわらないとわからないのですが、ロゴよりも上と下で伸縮率の違う生地を採用していて、動きの多い上の部分にはよく伸びる生地を、三つのポケットが付いている下の部分には伸びにくい生地を使っています。
優しい風合いと美しい色合いが魅力的なこの生地を、ベージュとグレーとライトグレーの3色に分け、それぞれを組みあわせて作られた2パターンの色は、どちらも違う個性を持っているので甲乙つけ難い。
縫い目がゴロゴロしないように4本針のフラットシーマで繋いであるのもさりげない気遣いです。
着こなしのアクセントにもなる
インパクトのあるロゴとリブなので、一枚で充分主役をはれるのですが、半袖スウェット的なイメージで、シャツの上に重ねてみても良いと思います。
ササフラスのライトアウターや明日ご紹介する予定のHOPPER’S BRUNCHのパンツと合わせて街乗りサイクリングスタイルも良いですね〜。