POS-Travail
先シーズン4種類セレクトした位お気に入りのモデル『POS-Travail』。
ここ最近のPost O’Allsのテーマの一つとして、アメリカとフランスの融合がありますが、ポス・トラベールはそんなムードにもジャスト・フィットします。
一見、ビンテージ・フレンチワークジャケットの典型的なデザインですが、アメリカものとコーディネートしやすいように細部の調整がなされ、様々なムードやコーディネートに対応出来る懐の深いポテンシャルを秘めています。
コッテリしすぎてないのがちょうど良い
ここ10年位でフランスの古いワークジャケットをベースに作っているブランドは増えてきましたが、どれもコッテリ(凝ってり!?)してるというか、年代の設定が古いから仕方がないんですが、ちょっと衣装っぽいなぁ〜と思うことも多く、じゃぁ古着着るわとなっても合わないサイズ感や価格の高騰が凄すぎて馬鹿らしい。
そんな中出てきた、ポス・トラベールは一言で言うと、『丁度いい』んです。
全体のディテールバランスはもちろんの事、生地のチョイス、縫い方の選定が絶妙で、とても着やすい。
パリのエスプリ
ワークウエアを、その時の気分で作り続けて30年。
随所にこだわりながら、それを感じさせない。というか、とてもさらっと仕上げる。
パリのエスプリ、なんですかね。
POST Chinois(ポスト版フレンチチャイナジャケット)から続く、フランス物をポスト流に料理していく手腕には脱帽します。
セットアップでの着用もお勧め
同じ生地のE-Z Travail PantsやE-Z Chinois De Luxe(新作)でセットアップを組んでも良し、カバーオール感覚でサラッと羽織っても良し、誰でも着やすいワークジャケット。
今季セレクトした生地は、厚過ぎず薄すぎない絶妙な生地感が魅力のサマーモールスキンと、フェードしたインディゴの色が大好きな方に是非着込んで頂きたいコットンリネンシーチングの2種類。
かしこまった感じは嫌だけど、男臭くなりすぎるのもなぁって方には特に刺さると思います。
〇〇シーズンの何々はまだありますか?というお問い合わせが多いPost O’Alls。
僕自身も後悔した事たくさんあります。
昔のモデルを今の気分で着たりできるのもポストの魅力。
後悔先に立たずとよく言ったものです。