Frank Leder Vintage Farmers Linen Stripe Coat

暮らしからこぼれ落ちた、素朴で健康的な美しさ 人の暮らしの中から生まれてきた布には、独特の美しさがあります。長い時間の中で無駄が削がれ、人の営みに自然と馴染んできたものだけが持つ、素朴で健康的な美しさ。 このコートに使われている『Farmers Linen』も、そんな布です。 今回使われているのは、ドイツの農村部で穀物や小麦粉を保管する袋に伝統的に使われてきたリネン生地。 農家の暮らしの中にあった Farmers Linen を、フランクリーダーが少量確保できたことから生まれたコートです。 もともとはファッションのための布ではなく、生活の道具として織られ、使われてきたものです。 [...]

2026-03-21T20:54:08+09:002026.03.21|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Moleskin Chesterfield Coat

曇った空のような色に惹かれて スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このコートを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を「ベルリンの空の色」と呼んでいるそうです。 モールスキンの意外な表情 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 もともとは裏地に使われているブラウンの生地をベースに、上からチャコールに染め、その後さらに洗いをかけることで、この生地には独特の表情が生まれています。 [...]

2026-03-17T17:14:44+09:002026.03.17|LOG, NEWS|

Conkers Rye Parka Dry Wax Cotton Stout

理屈よりも先に、動いた心 展示会場で、正直に言うと一目で決まりました。 背景を知っていたわけでもなく、国内での展開がほとんどないも後から知ったくらいです。 ただ、目に入った瞬間に「これを着たい」と思えた。 そして同時に「うちで紹介したい」とも思った。 その直感を、そのまま信じました。 英国の風景を羽織る服 Conkersは2021年にロンドンで設立されたブランドです。 イギリスの田園や、ゆるやかな暮らしのリズムから着想を得て、“organic indulgence”という言葉を掲げています。 [...]

2026-03-06T20:15:17+09:002026.03.06|LOG, NEWS|

Post O’Alls Atelier DEE Vintage Indigo Canvas Deep Washed

アトリエの静寂に、ハンティングの意匠を添えて Post O’Allsの今シーズンの新型ショップコート『Atelier DEE』。 アトリエコートらしい落ち着いた佇まいを土台にしながら、フロントにはハンティングジャケットに着想を得たDEEポケットを備えた一着です。 どこかユーモラスで、道具感の漂う独特なポケットの形状。 ですが袖を通してみると、ポケットの存在は自然と装いに溶け込み、気づくと手が収まっている。 動きの中でこそ完成する、道具としての必然性 下側を縫い付けない“ふらし”構造によって、ポケットが歩く動作に合わせて自然に揺れ、重なり合うことでフロントに立体的な奥行きが生まれます。 デザインとして主張するというより、動いたときに初めて意味を持つ。 [...]

2026-02-03T09:17:41+09:002026.02.03|LOG, NEWS|

Frank Leder Brown Big Chequared Wool Coat

ひかえめな色が持つ、静かな強さ 冬の陽にふっと差し込む木漏れ日のような、穏やかな温度をまとったコートです。 このビッグチェックの色彩には派手さこそないのに、歩いていてふと紅葉に足を止めてしまうような、自然の調和をそのまま織り込んだような美しさがあります。 こういう色をデザインできるのは、きっと自然のグラデーションに静かに心を動かされる人なんだろうなと勝手に想像してしまうほどです。 時間をまとった布の存在感 使われている生地は、デッドストックのウール。 どこで織られ、どんな景色の中で保管されてきたのか、すべてが明らかではないのに、不思議と惹きつけられる力があります。 工業製品として大量に作られた「生地」とはまったく異なる、『布』が本来持つ温度がそのまま残っている。 人の手の気配が宿ったものは、時を経てもなお、その魅力を失わないのだと感じさせられます。 装飾を削ぎ落とすことで生まれる、美しい余白 [...]

2025-12-15T23:03:33+09:002025.12.15|LOG, NEWS|

Frank Leder Dead Stock Brown Wool Coat

近づいて初めて、気づく違い 遠目には静か、近づくほどに深い。 Frank Lederの『Dead Stock Brown Wool Coat』は、ぱっと見は無地のウールコートのようで、近くで見て初めて、生地の中に潜む色や表情の豊かさが立ち上がってくるコートです。 実は紹介するタイミングをうかがっていました。 ここ最近ようやく本格的に寒くなってきて、「そろそろ大物を出そう」と重い腰を上げた、というのが正直なところです。 [...]

2025-12-14T15:49:25+09:002025.12.14|LOG, NEWS|

Post O’Alls USN Utility Coat Wool Cotton Nep Salt & Pepper

ポストがつくる特別な『コート』 2024年春夏に登場し、僕自身も相当着込んだ 『USN Utility Coat』。 その一着が、今季はウールコットンネップの重厚さのなかに柔らかさがのぞく、奥行きのある表情をまとって秋冬仕様に生まれ変わりました。 春夏の軽やかさとはまったく違う、深まる季節の空気にそっと寄り添う佇まいです。 ポストの長い歴史の中でもコートのリリースはごく稀で、僕の記憶では今回のような“コートらしいコート”はどこかの別注を除くと二度目。 そう考えると、このタイミングでの登場はやっぱり特別に感じます。 何を重ねても形が決まる、頼もしさ [...]

2025-11-30T20:14:30+09:002025.11.30|LOG, NEWS|

QUILP KILSON Wrap Coat Brushed Wool Brown

静けさの中に宿る意思 静かな存在感を放つ、QUILPの新型コート『KILSON』。 ラップコートのような包容力を持ちながら、ベルトではなく背面のドローコードでシルエットを調整する独自の構造が魅力です。 クラシックをベースにしながらも、着る人の自由を尊重した現代的な一着。 形の中に流れる余白 袖先までゆとりを持たせたラグランスリーブと、裾にかけて広がるゆったりとしたAライン。 背面のドローコードを絞ることで、ふわりとしたラインから立体的なバックシェイプへ。 動くたびに空気を含む、包み込むようなシルエットです。 素材が語る静かな温度 素材はウール80%・ポリエステル20%のブラッシュドウール。 [...]

2025-11-17T15:39:45+09:002025.11.17|LOG, NEWS|

Frank Leder Navy Wool Long Cardigan Jacket

ジャケットでもカーディガンでもない、その『はざま』にある一枚 ジャケットなのにカーディガン、カーディガンなのにコートみたい。 真面目そうな顔をして、けっこう自由。 どこに分類するのか少し迷う——その『はざま』の存在感が、このロングカーディガンジャケットの面白さです。 すとんと落ちるラインが、力を抜いた美しさをつくる シルエットはすとんと縦に落ち、肩や袖に余計な力が入らず、リラックスしたまま自然と形が決まる。 張りすぎず、だらしなくもならず、軽やかなのに包み込まれる安心感もあり、着た人の姿をやわらかく引き立ててくれます。 大げさじゃないのに、静かな存在感を放つ感じ。 ニットのように見えて、実は頼れる織物 素材には、ざっくりと太い糸で織り上げられたデッドストック生地を使用。 [...]

2025-10-11T18:29:59+09:002025.10.11|LOG, NEWS|

SASSAFRAS Pruner Coat 8oz Indigo Hickory

Pruner Coat コートと名のつくジャケット『Pruner Coat』。 1940’sの厳しい物資統制の中、一切の無駄を排した。いわゆる『大戦モデル』のカバーオールがベースになった着丈長め、身幅ゆったり目のジャケット。 襟を立てて着るとコートのようにも着れますね。 裏地の付いていない一枚物のジャケットなので、今の時期のような曖昧な季節から、少々寒くなってきたくらいでも工夫次第でしのげそうです。 8oz Indigo Hickory  [...]

2025-04-12T19:42:40+09:002025.04.12|LOG, NEWS|
Go to Top