説明
隠しようのないFLASH
これくらい柄が入っていると、もう隠しようがありません。
白と黒。
全面にびっしりと入った、稲妻のようなグラフィック。
ELEY KISHIMOTOを象徴する『FLASH』です。
1992年にロンドンで設立されたELEY KISHIMOTO。
ファッションだけでなく、インテリアや建築、さまざまなプロダクトへプリントを広げながら、
『Print The World』
世界をプリントしよう。
という言葉を掲げて活動してきたブランドです。
その代表的な柄を、今回はMASTER & Co.のショルダーバッグに落とし込んでいます。
使い方を決めすぎないバッグ
ベースになっているバッグは、とてもシンプルです。
四角い袋状の本体に、一本の長いハンドル。
中にも細かな仕切りはなく、A4サイズが入り、PCや上着などもざっくり収められる。
肩に掛けてもいいし、斜め掛けにしてもいい。
使わない時には小さく畳めるので、旅先へ持っていくサブバッグとしても便利です。
MASTER & Co.は、流行に合わせて毎回大きく形を変えるというより、
長く使えるベーシックなものに、日本の職人技や少しの工夫を加えながら作り続けているブランドです。
だからこのバッグも、使い方を決めすぎていません。
荷物が少ない日にも。
少し多い日にも。
服の延長として持ってもいいし、道具として雑に使ってもいい。
そのくらいの自由さがあります。
柄が主役になるための、静かな形
そこへ、ELEY KISHIMOTOのFLASH。
かなり大胆です。
白と黒のコントラストも強い。
でも、バッグ自体に余計な装飾が少ないから、柄だけがちゃんと主役になっています。
小さく付いた赤いFLASHのピンもいい。
白と黒だけの中に、ほんの少し赤。
その横にはMASTER & Co.らしい真鍮色のパーツ。
大きな柄の中に、こういう小さな違いが入ることで、見ていて飽きません。
使うほど、FLASHも変わっていく
そして、これからが少し楽しみです。
FLASHはプリントなので、使って、洗ってを繰り返せば、少しずつ擦れてくるはずです。
今は白と黒がはっきりしていますが、
黒が少し薄くなったり、
角の部分だけ先にかすれたり、
折れたり擦れたりする場所によって、柄の見え方も変わっていく。
最初から完成された柄というより、
使うことで少しずつ自分のものになっていくFLASH。
そう考えると、長く使うことを前提にものを作るMASTER & Co.との組み合わせも、かなり相性がいい気がします。
表と裏で、まるで違う顔
裏返すと、表とはまるで違う静かな表情。
人から見える側にはFLASH。
自分の身体に触れる側には白。
その対比も、このバッグの面白いところです。
MASTER & Co.が作る、長く使えるバッグ。
そこへELEY KISHIMOTOのFLASHが入ることで、見慣れた形の印象が大きく変わる。
白と黒ではっきり始まって、使うほど少しずつ曖昧になっていく。
FLASHみたいな強い柄だからこそ、その変化がきっと面白いです。