Frank Leder Washed Moleskin Trousers

ベルリンの空の色 スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このトラウザーズを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。 深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を『ベルリンの空の色』と呼んでいるそうです。 少し変わったモールスキン 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 [...]

2026-03-22T20:38:10+09:002026.03.22|LOG, NEWS|

Frank Leder Vintage Farmers Linen Stripe Coat

暮らしからこぼれ落ちた、素朴で健康的な美しさ 人の暮らしの中から生まれてきた布には、独特の美しさがあります。長い時間の中で無駄が削がれ、人の営みに自然と馴染んできたものだけが持つ、素朴で健康的な美しさ。 このコートに使われている『Farmers Linen』も、そんな布です。 今回使われているのは、ドイツの農村部で穀物や小麦粉を保管する袋に伝統的に使われてきたリネン生地。 農家の暮らしの中にあった Farmers Linen を、フランクリーダーが少量確保できたことから生まれたコートです。 もともとはファッションのための布ではなく、生活の道具として織られ、使われてきたものです。 [...]

2026-03-21T20:54:08+09:002026.03.21|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Moleskin Chesterfield Coat

曇った空のような色に惹かれて スモーキーなグレーの奥から、タバコの葉のようなブラウンが覗く。 このコートを見たとき、まず惹かれたのはそのなんとも言えない曇った色でした。 一見すると、煙ったようなグレー。 でも近くで見ると、その表面は均一ではなく、ところどころに下地のブラウンが滲むように現れています。深い黒でも、ただのグレーでもない。少し乾いた空気をまとったような、曇った冬空のような色。 フランクは、この色を「ベルリンの空の色」と呼んでいるそうです。 モールスキンの意外な表情 使われているのは、プレウォッシュをかけたモールスキン。 ただ、いわゆるモールスキンに対して思い浮かべる、厚みがあってしっとり柔らかく、少し起毛したあの質感とは少し違います。 もともとは裏地に使われているブラウンの生地をベースに、上からチャコールに染め、その後さらに洗いをかけることで、この生地には独特の表情が生まれています。 [...]

2026-03-17T17:14:44+09:002026.03.17|LOG, NEWS|

Conkers Postal Sling Dead Stock Cotton Corduroy Tarn

主役の鞄、名脇役の鞄 うちのお店では、これまでdeserticの鞄をよくおすすめしてきました。 唯一無二の存在感があって、使っていないときでもインテリアになるくらいデザインが強い。 ハンドクラフトの温かみと、ポップな空気。 その二面性が面白くて、僕自身もとても好きなバッグです。 deserticは、装いの主役になるタイプの鞄だと思います。 それに対して、このConkersの『Postal Sling』は少し立ち位置が違います。 見た目のかっこよさはもちろんあるのですが、それ以上に「合わせやすさ」が際立つバッグです。 生地の良さにまず惹かれる [...]

2026-03-14T20:28:25+09:002026.03.14|LOG, NEWS|

Conkers Field Shirt Supple Washed Ramie Cotton

緊張感を解く、奥行きのある『黒』 黒のジャケットというと、少しだけ身構えることがあります。 艶のある真っ黒はそれだけで強さが出るし、きちんとしすぎたり、どこか構えた空気が漂ったりする。 でもこのField Shirtには、その緊張感がありません。 黒は黒なのに、なんだか呼吸が楽なんです。 理由はやはり生地にあると思います。 ラミー80%、コットン20%。 ロンドン北部のサプライヤーから入手したデッドストックのテーラリング生地で、後染めされたブラックは深いのに重たくない。 表面にはランダムな凹凸があり、光を均一に反射せず、やわらかく受け止めます。 [...]

2026-03-11T20:32:41+09:002026.03.11|LOG, NEWS|

Conkers Rye Parka Dry Wax Cotton Stout

理屈よりも先に、動いた心 展示会場で、正直に言うと一目で決まりました。 背景を知っていたわけでもなく、国内での展開がほとんどないも後から知ったくらいです。 ただ、目に入った瞬間に「これを着たい」と思えた。 そして同時に「うちで紹介したい」とも思った。 その直感を、そのまま信じました。 英国の風景を羽織る服 Conkersは2021年にロンドンで設立されたブランドです。 イギリスの田園や、ゆるやかな暮らしのリズムから着想を得て、“organic indulgence”という言葉を掲げています。 [...]

2026-03-06T20:15:17+09:002026.03.06|LOG, NEWS|

Frank Leder Washed Wool Zip Up Shirt

シャツ以上、ブルゾン未満。その曖昧な隙間を埋める最適解 春夏の羽織り物は、どうしても軽くなりがちです。 シャツ一枚では物足りない。 でも、重たいブルゾンを選ぶほどでもない。 その間にすっと収まるものは、実はあまり多くありません。 このジップアップシャツは、その曖昧な部分にきちんと置ける一着です。 視線を奪う大人の格好よさ 形はトラックジャケットに近い。 けれど、軽快さよりも落ち着きがある。 展示会場で長谷川さんが何気なく着ているのを見たとき、特別なことはしていないのに妙に格好よかった。 [...]

2026-03-01T15:36:58+09:002026.03.01|LOG, NEWS|

FilMelange SIDNEY Silk Wool Cotton Standcollar Cardigan Jacket Gold Yellow

軽さと芯を併せ持つ、季節をまたぐ質感 FilMelangeが作るニットには、いつも静かな説得力があります。 SIDNEYはそのなかでも、季節の境目が曖昧になってきた今に、ちょうどよく寄り添ってくれる一着。 シルクとウール、コットンを独自の割合で撚り合わせた糸は、見た目の柔らかいイメージを少しだけ裏切る、わずかにカリッとした独特の質感があります。 軽さとしっかり感が同居する素材感で、秋から冬、そして春先まで。長い期間を一枚でこなせる、絶妙な厚みです。 単色で終わらない、色の奥行き 糸の配合はSILK41%・WOOL30%・COTTON29%。 シルクとコットンが70%を占めることで、気温差の大きい時期でも着るタイミングを自然と伸ばしてくれる。 インナーとしても、差し色としても使いやすく、どんなスタイルにもすっと馴染みながら、見た目には確かな個性を添えるのが、このGold Yellowという色の魅力です。 [...]

2026-02-21T19:14:56+09:002026.02.21|LOG, NEWS|

FilMelange PONY Archive Fabric Tote

持っていて楽しい、ちょっと嬉しい フィルメランジェは、ニットを作るのが得意なブランドです。 『わた』から糸をつくり、編み方を選び、肌に触れたときの心地よさを何より大事にする。 そんな背景は確かにあるけれど、僕と違って、それを前に出して語るタイプではありません。 着たときに、ただただ「気持ちいいな」と思ってもらえたら充分。そんなスタンスのブランドです。 余った生地、じゃなくて、残っていた生地 このエコバッグも、そんな延長線上にあるもの。 スウェットやサーマルを作る過程で、どうしても少しずつ残ってしまう生地があります。 それらは、たまたま製品にならなかっただけで、質が落ちるわけではありません。むしろ、一番『いいところ』がそのまま残っています。 そんな生地たちを集めて、袋の形に仕立てました。 [...]

2026-02-19T15:00:16+09:002026.02.19|LOG, NEWS|
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