SASSAFRAS Digs Crew Carde Jacket Tweedy Cotton Check
好みの生地と好きなモデル SASSAFRAS 25 Heavy Season の展示会場で、まず最初に袖を通したのがこの『Digs Crew Carde Jacket』でした。 だいたい僕は“形”よりも“生地”から入っていくのですが、今回の [...]
好みの生地と好きなモデル SASSAFRAS 25 Heavy Season の展示会場で、まず最初に袖を通したのがこの『Digs Crew Carde Jacket』でした。 だいたい僕は“形”よりも“生地”から入っていくのですが、今回の [...]
カジュアルへ振り切った、今年の決断 今年も kado 別注の QUILP by Tricker’s が届きました。 3回連続で選んだ 『M7401 [...]
ポストがつくる特別な『コート』 2024年春夏に登場し、僕自身も相当着込んだ 『USN Utility Coat』。 その一着が、今季はウールコットンネップの重厚さのなかに柔らかさがのぞく、奥行きのある表情をまとって秋冬仕様に生まれ変わりました。 春夏の軽やかさとはまったく違う、深まる季節の空気にそっと寄り添う佇まいです。 ポストの長い歴史の中でもコートのリリースはごく稀で、僕の記憶では今回のような“コートらしいコート”はどこかの別注を除くと二度目。 そう考えると、このタイミングでの登場はやっぱり特別に感じます。 何を重ねても形が決まる、頼もしさ [...]
見間違えるほどの美しさ まるで、韓国のアンティークポジャギのような静かな美しさ。 展示会で最初に見たとき、一瞬テキスタイルアートかと思いました。 けれど近づいて触れてみると、なんとスウェット生地。 うわぁ、いいな、と思ってタグを見たら、名前が『LINUS』。 おやおや、加藤さん、どんだけセンスあるんですか。 これは分かる人にしか響かないやつだなと、心の中でニヤリとしました。 ライナスと息子の毛布 ライナスといえば、漫画『ピーナッツ』に出てくる、あの青い毛布を手放せない少年。 彼の毛布は、安心と愛着の象徴。 [...]
落ち着いた顔の奥のひとクセ HOPPER’S BRUNCHの『Motorcycle Trousers』は、見た目の静けさに反して、ディテールを動かしたときの変化がとても面白い一本です。 ぱっと見は落ち着いたトラウザーズなのに、ボタンを外したときのギャップが思わず目を引く。 控えめな佇まいの中に、そっと遊び心が仕込まれている——そんな魅力があります。 ルーツを整え直した“今”の形 もとになっているのはフランス軍のモーターサイクルパンツ。 フロントに覆いかぶさるエプロン状の構造や、膝下まで二重になる実用的な作りはそのままに、余計な重さだけをそぎ落とし、いまの装いに自然と馴染むバランスへ整えられています。 穿くとストンと落ちて丈の収まりもよく、力みのないまま抜けのある雰囲気が生まれる。 [...]
伝統と自由の交差点 世界最古の帽子ブランド〈LOCK & Co. Hatters〉と、〈QUILP〉による共作モデル『HENLEY』。 〈LOCK & Co. Hatters〉は1676年創業、英国王室御用達(ロイヤルワラント)を授かる老舗。 チャールズ国王をはじめ、歴代の英国貴族たちに愛され続けてきた世界最古の帽子ブランドです。 [...]
静けさの中に宿る意思 静かな存在感を放つ、QUILPの新型コート『KILSON』。 ラップコートのような包容力を持ちながら、ベルトではなく背面のドローコードでシルエットを調整する独自の構造が魅力です。 クラシックをベースにしながらも、着る人の自由を尊重した現代的な一着。 形の中に流れる余白 袖先までゆとりを持たせたラグランスリーブと、裾にかけて広がるゆったりとしたAライン。 背面のドローコードを絞ることで、ふわりとしたラインから立体的なバックシェイプへ。 動くたびに空気を含む、包み込むようなシルエットです。 素材が語る静かな温度 素材はウール80%・ポリエステル20%のブラッシュドウール。 [...]
曖昧さの中にある自由 ワークやハンティングの要素を背景に持ちながら、上品な静けさをまとったシャツジャケット。 シャツでもジャケットでもない、その中間にある自由さが魅力です。 HOPPER’S BRUNCHの服には、そんな季節の揺らぎにすっと寄り添う“曖昧さの美しさ”があります。 朝晩の空気が変わりはじめた今、軽さと安心感のちょうど真ん中にあるこの一枚が、ふと心を掴みます。 緩やかで品のあるバランス シルエットはゆったりとしていますが、だらしなく見えません。 肩や身幅にゆとりを持たせながらも、全体がすっと落ち着いて見えるバランス。 上部はボタンを見せ、下部は比翼仕立てにすることで、生地の厚みと陰影を生かしています。 [...]
リバーシブルの常識を超える一着 リバーシブルって聞くと、たいていどちらかが『おまけ』のように感じるもの。 でもこれは違います。 HOPPER’S BRUNCHのこのジャケットは、完全に両A面。 どちらを表にしても主役になる、久々に本気で惚れるリバーシブルです。 羽織った瞬間にわかる完成度 形はシャツのようでもあり、ライナーのようでもあり、コーチジャケットにも見える。 中綿入りの軽い羽織……と思いきや、袖を通すとその一線を超えているのがすぐにわかります。 軽さと保温力のバランスが絶妙で、「これ一枚で冬いけるかも」と思えるほどの安心感。 [...]
2025.11.3 実は届いていたブラウン 中村さんのSG-02SP、ブラウンも入荷していました。 すっかりご紹介したつもりでいたのですが、まだでしたね。 遠くから見ると黒にも見えるほど深いダークブラウン。 サイドのゴムもブラウンでまとめてあり、全体のトーンに自然な統一感があります。 光を受けるとほんのり赤みが浮かび、落ち着いた中にも奥行きを感じさせます。 きれいに整った形と、ちょうどいい気楽さ 形は、重厚というよりも均整の取れた美しいフォルム。 キャップトゥの飾り穴や、すっきりとした履き口のラインが印象を整えています。 [...]