Pruner Coat
コートと名のつくジャケット『Pruner Coat』。
1940’sの厳しい物資統制の中、一切の無駄を排した。いわゆる『大戦モデル』のカバーオールがベースになった着丈長め、身幅ゆったり目のジャケット。
襟を立てて着るとコートのようにも着れますね。
裏地の付いていない一枚物のジャケットなので、今の時期のような曖昧な季節から、少々寒くなってきたくらいでも工夫次第でしのげそうです。
8oz Indigo Hickory
ヒッコリーはストライプドデニムと呼ばれるデニムの一種で、経糸にインディゴ糸、緯糸に白糸をくみあわせるところまでは同じですが、経糸に白、緯糸にも白の組み合わせを交互に配置して織っています。
今から約100年くらい前にLeeが開発したこの生地は、鉄道作業員や林業労働者など、汚れる可能性のある環境で働く人々に好まれ、普及してきた経緯があります。
デニムと並び、ワークウエアの定番素材ではありますが、インディゴブルーとキリッとした白の組み合わせが清々しい感じがして何年かに一度個人的なブームがきます。
今年はポストのナチュラルカラーのパンツと合わせて提案したかったヒッコリーのトップス(つなぎと合わせてもGood)。
いつもと違うシンプルなササフラス
前回までついていた両サイドポケットの中のゴムもなくなり、ポケットの数も4つと、ササフラスのラインナップの中では、スプレイヤージャケットと並ぶシンプルさですが、スナップボタン&ラグランスリーブになっているので、コーチジャケットのようにカットソーの上に軽く羽織ったり、シンプルな分、着回しの効く一着に仕上がっています。
8ozなので、軽くて丈夫、じゃぶじゃぶ洗えるので手入れが楽。
何も気にせず着ていたら、味わい深い経年変化まで付いてくる。
ササフラスだけど、いつもとちょっと違う顔したササフラスのPruner Coat。
閂止めの赤ステッチも効いています。
早く洗いたい。