Cultivator Jacket
春にもお勧めしていた万能ジャケット『Cultivator(開拓者) Jacket』。
2シーズン目の今季は、またまた使い勝手の良い生地で登場です。
ハンティングジャケットとミリタリージャケットを足してバランスをとったら、フィッシング(アウトドアシーン)にも旅行にも使える高機能なジャケットが完成しました。
P/C Weather Cloth
今季の生地は『P/C Weather Cloth』。
軍用に使われることも多いしっかりとした生地、ウェザークロスです。
Weather=天気、天候、の通り、防水性、耐久性に優れた全天候型の生地。
簡単に言うと、ポリエステルとコットンの混紡素材で、各々の糸の良さを高め合っている素材です。
元々軍用として開発され、ミリタリーコートなどの生地として利用されていましたが、最近ではディッキーズ等のワークウエアに使われることが多いです。
火の粉や紫外線に強く、透湿性があり結露しにくいのでテントやタープにもよく使われています。
高密度に織り込まれた生地は、耐水性に優れ、軽く、通気性が良く、べたつくシーズンでも快適に着ることができ速乾性にも優れているのが特徴です。
今回はその生地を贅沢にも二重に使っています。
ポリエステル82%、コットン18%なので生地に少し光沢感がありますが、そのおかげで軍物由来のポケットのハードさを適度に抑えられています。
表も裏も同じ生地なので、洗濯機でじゃぶじゃぶ洗えるのは、忘年会、新年会シーズンで飲み会の増えるこれからの時期に嬉しいところ。
ササフラスらしいディテール。ポケット13個
スロートタブ付きの襟は、立ててもねかせても良いのですが、立てた時に首元がヒヤッとしないように貼られた14Wのコーデュロイが良い仕事をしているので着こなしのムードが変わります。
表裏に合計13個あるポケットは、腰回りが三層構造になっており、上から右から左からと全部別室になってます。
ハンティングジャケットに見られるディテールなのですが、フロントボタンの2番目の左右には隠しポケットがあります。
背面は3つに別れた大きめポケットが並んでいて、前側の内側には2つポケットがあります。
色々とディテール盛りだくさんなのですが、ササフラスの編集力の高さでごちゃごちゃした感じは無く、軽量な生地のおかげでとても着やすい。
秋から春まで使える万能ジャケット
身幅はゆったりと取られていますが、生地に落ち感があり、大きく見えない。
少し短めに設定された着丈は、シャツとのレイヤリングや、スウェットパーカーやニットと合わせてあげたりとコーディネートしやすい。
この冬も寒いのは寒いんですが、気候変動によって天候や気温が読みにくいので、秋から春まで使える着回しの効くアウターを一着持っておくとかなり便利だと思います。
ぜひお試しください。