説明
日々の仕事に向いたエプロン
SASSAFRASのエプロンというと、うちでは長らく『Watering Apron』をセレクトしてきました。
実は僕自身も5年以上使っています。
今回ももちろん入荷しているのですが、先にご紹介したいと思ったのがこちらの『Whole Hole Apron』。
同じエプロンでも、こちらは少し方向性が違います。
ワークウェアの機能だけを抜き出す
SASSAFRASって、ワークウェアを作るのが本当に上手いんですよね。
ただ、いわゆる無骨な作業着ではありません。
ガーデニングやハンティング、アウトドアやミリタリー。
そういったワークウェアの機能だけを抜き出して、今の洋服として自然に使える形へ置き換えている。
このWhole Hole Apronも、まさにそんな一枚です。
ポケットの多さ、その先にあるもの
最初に目に入るのは、やっぱりポケットです。
中央にはブランドを代表するWhole Holeポケット。
さらに胸元には二つのペン刺し、右下にはマチ付きのポケットも付きます。
収納力だけで言えば、エプロンとしてはかなり充実しています。
でも、実際に着てみると印象は少し違うんです。
もっと道具っぽく見えるのかと思っていたら、意外とそうならない。
僕が最初に思ったのは、「ちょっとベストみたいだな」でした。
胸当て部分がしっかり取られていて、ポケットも身体の前面にまとまっている。
エプロンというより、ワークウェアの機能だけを身につけているような感覚です。
だから収納が増えているのに重たく見えないし、作業着っぽくなりすぎない。
このあたりのバランスは、やっぱりSASSAFRASらしいなと思います。
長時間使う人のための設計
そして実際に使うとなると、僕が気になったのは背中の仕様でした。
肩紐は首に掛けるのではなく、背中で交差するバッククロス仕様。
エプロンを長時間着ける方なら分かると思うのですが、これが結構大きい。
首だけで重さを支えるのではなく、肩全体に分散されるので負担が少ないんです。
地味な部分ですが、実際に使い続けるとこういう差は意外と大きいと思います。
気兼ねなく使えるT/C Weather Cloth
素材にはT/C Weather Clothを使用しています。
ポリエステルとコットンを混紡した、軽くて丈夫な定番素材です。
水や汚れにも強く、洗濯後も乾きやすい。
それでいて化繊らしいギラつきはなく、どこかワークウェアらしい素朴さも残っています。
エプロンは汚れることが前提の道具です。
だからこそ気を遣わず使えて、洗えて、また使える。
その繰り返しの中で少しずつ馴染んでいくくらいがちょうど良いのかもしれません。
毎日使う道具として
ガーデニングやDIY、キャンプにももちろん良いんですが、僕が思い浮かべるのはやっぱり仕事で使う人です。
飲食店や花屋さん、工房や作業場。
一日の中で長い時間エプロンを身につける方ほど、このモデルの良さは伝わりやすい気がします。
収納力があって、動きやすくて、肩も楽。
派手さはありませんが、毎日使う道具としてとてもよく出来ています。
そんなところも含めて、SASSAFRASらしいエプロンだなと思います。