説明
ほんのりとミルキーなレモンイエロー
春の陽の光をうっすら溶かしたような、どこか優しくて、でもちょっとクセになる色したQUILPのシャツ『DUNN-25』。
素材はリネン55%、ビスコース45%。
リネンの軽やかさと、ビスコースのしっとりとした落ち感、それにほんのり弾力のある「もちっ」とした独特の肌触り。
ビスコースは、レーヨンの一種で、木材(パルプ)から生まれた再生繊維。
シルクのような艶と、吸湿性に優れた快適さをあわせ持ち、春夏にはぴったりの素材です。
隠れた仕掛けがたくさん
今季の『DUNN-25』は、シャツジャケットというより、シャツ寄り。
スタンドカラーで首元はすっきりと、下2つのボタンは比翼仕様になっていて、プルオーバーのような見え方も楽しめます。
前立ての途中までしかボタンが見えない、このちょっとした仕掛けが、QUILPらしくてなんともニクい。
胸の特徴的な二つのポケットが目を引き、深めに取ったバックヨークのタックが、着たときの背中の動きをふわりと広げてくれます。
ゆとりのある身幅に対して、着丈は長すぎずな、そのバランスも絶妙。
普通じゃないのに自然にきまる、不思議なシャツ
初めてQUILPのシャツに袖を通した人がすぐに感じる「これはただのシャツじゃない」という感覚。
前から、後ろから、横からの印象が違う、既視感のない独特のフォームをしてるのですが、奇をてらった感じは無く、とても自然に着こなせるのが不思議です。
ボタンを留めて一枚で着ても、軽く羽織っても様になる。
いつものスタイルに、少しだけ特別な空気感を。
少し大きくなった今季のサイズ感も、リネンビスコースのこの生地の質感なら、いい感じの落ち感が出てむしろ嬉しい調整です。
日々のワードローブにそっと差し込める使い勝手の良さと、いつものシャツとはちょっと違う、着る人の個性が自然と滲む。
QUILPのDUNN-25は、そんな頼れる存在なシャツなんです。