説明
No.6 Shirt
Post O’Allsのラインナップでは一番古いフロントオープン仕様のシャツ『No.6 Shirt』。
プルオーバースタイルのNo.1 Shirtから始まり、前開きになるまで5品番。
凄いですねぇ。
ベースにあるのは、Post O’Allsがそれまで大切にしてきた『プルオーバーシャツのパターン』。
単に前開きに変更しただけではなく、プルオーバーならではのゆとりあるフィットをそのまま活かしながら、フロントオープンにすることで着脱のしやすさとレイヤードの自由度を手に入れています。
肩肘張らず、けれどルーズ過ぎない。
リラックスと端正さ、そのバランス感覚がとにかく絶妙な仕上がり。
流行りのオーバーサイズのように分かりやすく身幅が広いことはなく、今の気分にちょうどいいゆるさ。
大人が自然に着るシャツです。
みんな大好きガチャポケ
胸元には左右非対称の、いわゆる『ガチャポケ』タイプ。
BIG YANKを彷彿とさせるワークウェア由来のディテールですが、野暮にならず、むしろさりげないアクセントに。
分かりやすい仕様なので既視感のあるディテールなのですが、ポストがやると実に良い塩梅で、ヴィンテージ好きはもちろん、普段あまりワークテイストを着ない方にも刺さる仕上がりです。
潔い白さと普通にならないSeersucker
今回ご用意したのは2種類の生地。
一つ目は、凹凸のあるシアサッカー地を使用したプレーンなホワイト。
軽く、風通しが良く、汗をかいても肌にまとわりつかない。
それでいて、シアサッカー特有の表情があるので、ただの『無地の白シャツ』では終わりません。
真っ白なのに気取らず、ラフなのに上品。
夏に着るシャツとして、こんなに頼りになる存在はそうそうありません。
もうひとつは、コットンリネンのチェック。
グレーベースに白とブルーのラインが走る、派手すぎない落ち着いた配色。
リネン混ならではのシャリ感、清涼感、そしてくたっとした柔らかさ。
どちらの生地も今でも気持ち良いのに、洗いを重ねるごとに表情が育ち、自分だけの一枚へと変わっていく。
そんな楽しみもこの生地ならではです。
何気なく見えて、実はすごく気が利いているシャツ
着こなしは本当に自由自在です。
タックインしても良いし、裾を出しても様になる。
軍パンにサンダルでカジュアルに振ってもいいし、スラックスやレザーシューズで少しキレイめに寄せてもいい。
前を開けて羽織りにしても、ボタンを留めて端正にまとめても、どこか抜け感が残る。
気候変動の影響もあり、年々長くなる日本の夏。
その中で、こういった半袖シャツの存在感は確実に増してきています。
ただ涼しいだけじゃなく、しっかりとした作りと長持ちするデザイン性があること。
『何気なく見えて、実はすごく気が利いている』。
そんなシャツを探していた方に、ぜひ袖を通してほしい一枚です。