説明
MASTER&Co.
『流行に流されず、それぞれの人にとって唯一のものになる製品を作る事』を信念に
職人英知が集まったブランド、MASTER&Co.。
久しぶりのご紹介となります。
New Plain Shirt
一見するとなんてことないプレーンシャツ。
けれど、肩から裾へ落ちていくやわらかなドレープ、ふわりと空気を含むボックス型の身頃、すべてが計算された『らしさ』の塊です。
派手さはないけれど、よく見るとステッチひとつ、ポケットの柄合わせひとつにまで、日本の職人の意地を感じる。そんなシャツ。
襟はほんの少し小ぶりなレギュラーカラー。
コバステッチが入ることで、カジュアルすぎず、でも肩の力は抜けている。
背中にはセンタープリーツが一つ。これは、ただ余裕を持たせるためじゃありません。
このシャツを羽織ったとき、背中から裾にかけてのふくらみが美しく出るよう、パターンが計算されています。
Shirring Check
生地は新作のシャーリングチェック。
ワンウォッシュされた薄手のコットンに凹凸が浮き立ち、風が通り抜けるような軽さ。
のっぺりしない質感が、プレーンなシャツにありがちな『制服感』を消してくれます。
ベースは、白ほど白くない、でも生成りほど柔らかくもない、グレイッシュな中間色。
乗っているチェックは漢字ノートの方眼のようにも見える絶妙な細かさのチェック。
線の色も黒のような、ダークグリーンのような、はたまた墨色のような….とても曖昧な色。
正解がわからないので自分なりの解釈でオッケー。
自然体でいられるデイリーなシャツ
朝晩の肌寒い時間帯にはボタンを留めて、日中の気温が上がるころには軽い羽織のように前を開けて。
軽く、シワ感がまたちょうどいいから、アイロンいらずでさっと羽織れる。
忙しい日常にちょっとだけ余白をくれる、嬉しいラフさ。
Post O’AllsやSASSAFRASのシャツのような『道具としてのワークシャツ』も好きですが、マスター&コーのこのシャツはもう少し静かで、でも芯のある、そんな佇まい。
気がつくと、週に二度三度と手が伸びてしまう。そんなシャツです。