説明
期待の先で、また心をつかまれる
個人的に好きで、毎シーズン楽しみにしている形があります。
HOPPER’S BRUNCHのカーゴパンツ。
まだ3シーズン目ですが、毎回「今回はこの生地で来たか」と思わせてくれる絶妙な選び方をしてきます。
これまでの組み合わせがどれも良すぎたぶん、「次はどうくるんだろう」という楽しみと、ほんの少しの不安がいつも同居しているのですが、今回のフランネルチェックもその期待を軽々と越えてきました。
前に買ってくださった方に“そのままの延長”でおすすめするというより、同じ型なのにまったく違うスイッチを押してくる仕上がりで、「あの人もきっとまた欲しくなるだろうな」と顔が浮かぶモデルです。
穿いた瞬間、しっくりくる
いちばん惹かれているのは、やっぱり穿いたときに全体がすっと落ち着く“しっくりくる感じ”。
丈の収まり方やパターンの取り方、生地の落ち着き方がどれも極端ではないのに、ちゃんと同じ方向を向いていて、穿いた瞬間からアウトラインが自然と決まる。
太さがあるのに膨らみすぎず、動いても形が崩れない。
その収まりの良さが、このカーゴを僕が毎シーズン楽しみにしてしまう理由だと思っています。
深い色のチェックが、自然と雰囲気をつくる
そのシルエットに、今季はコットン100%の起毛フランネルチェックを採用。
程よい厚みと柔らかさがあり、軽さとあたたかみのバランスがちょうどいい生地です。
深いグリーンとネイビーのチェックは落ち着いた表情で、無地のアウターが多くなる季節の“ひとさじの変化”としてとても優秀。
本来ならシャツにしても絶対良いだろうなと思うくらいの生地を、あえて軍パン型に仕立ててくる。
にくいです。
存在しないはずのバランスを、当たり前の顔で成り立たせる
サイズ展開の考え方にも、このブランドの面白さがよく出ています。
サイズ1はアメリカ軍の軍パンで言うとウエスト〜全体のバランスがXS〜Mくらいで、レングスはショートの感覚。
サイズ3はM〜XLくらいのバランスにレギュラー丈のレングス。
見た目はしっかりイギリス軍の軍パンらしい顔つきなのに、アメリカ軍のサイズレンジの考え方をミックスしたような成り立ちになっている。
本来は存在しないはずの組み合わせを、日常使いとして自然に成立するように落とし込んでくる——この“成り立たせ方”こそHOPPER’S BRUNCHの服に惹かれる大きな理由です。
いつもの組み合わせが、少しだけ楽しみになる
ネルパンの気軽さがありつつ、スタイリング次第でぐっと大人っぽい表情も出せるのも魅力。
サーマルやスウェットでラフに寄せてもいいし、シャツやジャケットと合わせれば上品なウールトラウザーズのような見え方にもなる。
チェック柄の楽しさと軍パンらしい頼もしさ、その両方を自然に楽しめます。
今季のHOPPER‘S BRUNCHは、ブリックのフィッシュテールコートやゴールドのミリタリーパーカ、チェックのリバーシブルキルティング、フランネルのシャツジャケット、ウールトラウザーズなど、品番は多くないながら粒揃い。
そのラインナップの中でも、このフランネルチェックのカーゴは、すでにHOPPER’S BRUNCHのカーゴを持っている方にも“もう一本欲しくなる理由”をしっかり用意してくれているモデルだと思います。
同じ形なのに、まったく違う角度から心をくすぐってくる。
ぜひ実物を見て、穿いて、そのバランスの良さを確かめていただけたら嬉しいです。