説明
PostのBaseball Cap
春夏と秋冬の間のスポットアイテムとして登場したポストのベースボールキャップ。
一見、とてもシンプル。でも、その佇まいにはどこか惹きつけられる空気感があります。
形はクラシックな6パネル仕様。
特徴的なのは、天ボタン(トップボタン)がないこと。
パッと見では気づかないかもしれませんが、これが意外と効いていて、全体の印象をすっきりと整えてくれています。
フードを被る方や、音楽はヘッドホンで聴きたい方との相性も良く、被っていてストレスがないのも大きな魅力。
Post O’Allsらしい『気の利かせ方』です。
静かで絶妙なバランス
クラウンは浅めの設定で、頭にすっと沿うような自然なフィット感。
ツバには程よい芯材が入り、角度もきつすぎず、緩すぎず。
被ったときに妙なクセが出ない。
深すぎないからこそ、軽やかにかぶれて、いまの空気感にも合っている。
そんな絶妙なバランスです。
何個も集めたくなる個性の違う4種類
今回ご用意した素材は4種類。すべてコットン100%で、それぞれにしっかりと表情があります。
Post O’Allsらしさが一番際立つのは、8 ozのインディゴデニムかもしれません。
しっかりとした生地感で、使っていくうちにアタリや色落ちが出てくる。
被るうちに少しずつ自分だけの色に育っていく感覚がある生地です。
生成りのコットンヘリンボーンは、織り柄がうっすらと見えて、ナチュラルなやさしさがある素材。
ワークウェアらしい素朴さと、いろんな服になじむ柔らかさがうまく同居しています。
ポプリンのサージは、比較的薄手で軽く、でもハリがあり、通気性も抜群。
暑い日にも快適で、同素材のショーツと合わせれば、トーンを揃えたさっぱりしたコーディネートも楽しめます。
そして、個人的にイチオシの生地。フォレストカモのグレージャングル。
タイダイのようなムラ感のある柄が独特ですが、ダークトーンでまとまっているので意外とコーディネートしやすく、土っぽさと都会っぽさの間をうまく行き来するような表情。
キャップを被る人も被ってこなかった人にもお勧め
どの素材も、使い込むほどに風合いが深まり、長く付き合いたくなるものばかり。
毎シーズン、素材違いで集めるファンがいるのも頷けます。
ベーシックなカラー展開なので、コーディネートも悩みません。
シャツやTシャツ、ワークパンツ、スラックスまで。どんな装いにもすっとなじんでくれます。
少し気分を変えたい日、髪型が決まらない朝、ちょっとコンビニまで、、、、。
どんなシーンでも頼れる存在になるはずです。
「帽子が似合わない気がして……」という方にも、これは一度試してみてほしい。
浅めのフィットと、主張を抑えたディテールが、驚くほど自然に顔なじみしてくれます。
そして、忘れてはいけないのがフロントの刺繍。
これまではドーナツボタンを模したシンボルでしたが、今季は『POST O’ALLS』の文字入りに。
手刺繍のような温かさがあり、キャップ全体にほんのりとしたクラフト感を与えています。
もちろん、日本製。縫製の丁寧さは手に取ればすぐに伝わります。
気付いたら被っている
このバランス、この佇まい。
このキャップが生まれる背景には、きっと長年積み重ねてきた経験と感覚があるのだろうなと思わされます。
ポストのベースボールキャップは気取らない。
つい手に取って、気づけば毎日かぶってる。
そんなふうにして、クローゼットの『レギュラー入り』を果たすんです。
このキャップは。