説明
原型の力強さを、今の空気に合わせて再構築する
軍パン。
武骨で合理的で、道具として完成された服。
でも、そのままだと少し強すぎる。
その輪郭をやわらかく整えたのが、HOPPER’S BRUNCH定番の軍パンです。
ベースはアメリカ軍のM-65と、オーバーパンツ。
ゆとりのある設計を活かしながら、レングスはあえてSHORT丈。
この丈感がとても効いています。
引き算の美学が、シルエットの「野暮ったさ」を消していく
ウエストもヒップも余裕があるのに、全体はすっと収まる。
太さを活かしながら、野暮ったくならない。
背格好に関係なく自然に馴染むバランスです。
両サイドのカーゴポケットは省き、バックポケットもひとつだけ。
情報量を抑えたことで、全体はすっきりと整っています。
削ぎ落としたからこそ際立つ、機能としての遊び心
それでも物足りなさはない。
膝のダーツや少し大きめのジッパー、ウエストと裾のドローコード。
必要な要素はきちんと残っているからです。
裾を絞るか、そのまま落とすか。
足元に合わせて自然に表情が変わる。
削ぎ落としながら、ちゃんと遊べる。
そのバランスが、このパンツの良さです。
育てる楽しみを知る、奥行きのある国産コーデュロイ
素材はコットン100%の国産9Wコーデュロイ。
いまでは少なくなってきた日本製の中畝は、程よい肉厚としなやかさがあり、触れるとどこか落ち着く。
穿き込むほどに体に馴染み、光の当たり方で表情が変わる、奥行きのある生地です。
深みのあるネイビーは、いわゆる土臭さとは無縁。
レザーシューズともよく合い、スニーカーでも軽く見えすぎない。
軍パンというより、太さのある上品なトラウザーという感覚です。
流行を越え、日常という道具としてワードローブに根づく
ウエストはドローコードで調整できるので、女性からウエスト34インチ前後の方まで対応。
穿く人によってシルエットが変わるのも、このパンツの面白さです。
強さを削って、必要な部分だけを残す。
そうすることで、ぐっとコーディネートの自由度が上がる。
軍パンが好きな方にも、ミリタリーの迫力に少し躊躇していた方にも。
静かだけれど、芯がある。
流行としてではなく、道具として、日常に根づいていく強さがある。
きっと、何年後もワードローブに残っている一本です。