説明
見間違えるほどの美しさ
まるで、韓国のアンティークポジャギのような静かな美しさ。
展示会で最初に見たとき、一瞬テキスタイルアートかと思いました。
けれど近づいて触れてみると、なんとスウェット生地。
うわぁ、いいな、と思ってタグを見たら、名前が『LINUS』。
おやおや、加藤さん、どんだけセンスあるんですか。
これは分かる人にしか響かないやつだなと、心の中でニヤリとしました。
ライナスと息子の毛布
ライナスといえば、漫画『ピーナッツ』に出てくる、あの青い毛布を手放せない少年。
彼の毛布は、安心と愛着の象徴。
うちの息子にも小さい頃から大事にしている“カエルの毛布”があって、
寝るときも、旅行のときも一緒でした。
その姿を思い出すと、ライナスの気持ちがよくわかるんです。
そして思いました。
あの感覚って、実は大人にも必要なんじゃないか、と。
自分を落ち着かせる、信頼できる一枚。
残布が紡ぐやさしさ
このブランケットは、フィルメランジェのアーカイブファブリックを再構築してつくられたもの。
残布や試作生地をつなぎ合わせたパッチワークで、一枚ごとに配色が異なります。
ふわりと柔らかく、もっちりとした手触り。
洗いを重ねるほどに、さらに馴染んでいく。
手放せなくなる一枚
あまりに良くて即仕入れを決めましたが、ちょっとビビって数は控えめです。
でも本当におすすめ。
お気に入りの時間に使って、自分のリラックスタイムを少し豊かにしてもらえたら嬉しいです。
これはもう、使ってもらえたらすぐにわかります。
どこかほっとする、手放せなくなるブランケットです。