FilMelange ALVIN Air Spinning Tenjiku Cargo Shorts

説明

暑さと向き合う、という潔い選択。

毎年のようにやってくる、容赦ない蒸し暑さ。

それでも、なるべく涼やかに、なるべく気持ちよく、そして少しでも自分らしく過ごしたい。

そんな大人のわがままを、まっすぐに受け止めてくれるショーツが、フィルメランジェの『ALVIN』です。

昨年はカーゴパンツをセレクトしましたが、今年はショーツ。

暑さと共に生きる覚悟を、ちょっと格好良く穿きこなすために。

上品なラフさ

形は、潔く太い。

でも、それがちょうどいい。

ズドンとした直線的なシルエットなのに、どこか品があって、身体にすっと馴染む『上品なラフさ』。

両サイドに配されたカーゴポケットは、少し高めの位置にレイアウト。

ほんのりミリタリーの空気を残しながら、土臭さは控えめ。バランスの妙が光ります。

そして、あえてバックポケットは省略。

フィルメランジェらしい引き算の美学が、後ろ姿までスッキリと整えてくれます。

Air Spinning Tenjiku

使用されているのは、フィルメランジェが独自に開発した『エアスピン天竺』。

空気の旋回流によって紡がれた糸は、繊維が毛羽立ちにくく、しっかりとまとまった構造に。

その結果、『もっとも毛羽の少ない糸』として、高い耐久性とクリーンな表情を実現しています。

さらに、30双というしっかりした太さで度詰めに編み上げることで、

触れた瞬間にわかるドライな質感、そして肌離れの良さを実現。

汗ばむ夏でもベタつかず、吸水拡散性に優れるため、驚くほど快適に穿いていただけます。

そして何より、この『硬さ』が肝。

布帛では出せない落ち感と、風を孕んで揺れる動きの美しさが、ショーツというカジュアルなアイテムに奥行きを与えてくれます。

悩ましい2色『camel』と『charcoal black』

展開は2色。

まずは『キャメル』。

茶でもベージュでもない、穏やかでコクのある色。

日焼けした古書のような、しっとりと落ち着いたトーンが印象的です。

白や生成りとの組み合わせはもちろん、ネイビーやカーキと合わせても奥行きが出る、夏の陰影を演出する一本。

もうひとつは『チャコールブラック』。

真っ黒ではなく、洗い込んだ黒のような柔らかい黒(墨黒)。

どんなトップスにも馴染みやすく、それでいてスタイル全体をぐっと引き締めてくれる万能色です。

Tシャツ1枚でもスタイリングが完成する、頼れる相棒。

夏を快適に過ごす為に

ショーツって、つい『涼しいから』で選んでしまいがち。

でも『ALVIN』には、それ以上の理由があります。

『夏を快適に過ごす』という明確な目的のために、FilMelangeが糸から開発し、生地を編み、必要な要素だけを残して設計された一本。

それでいて、穿いた瞬間に感じられる『服を着る喜び』まできちんとある。

古着の軍パンをカットオフして長年愛用してきた方が、そろそろもう少し品のある一本を…と思ったとき。

毎日忙しく動く日々の中で、休日くらいは『気持ちいい服を着たいな』と思ったとき。

『ALVIN』は、そんな気持ちにきちんと応えてくれる、

これみよがしではないけれど、ちゃんと理由のある一本です。